概要
墜天使族の最後の子供・双翅がある日、頭翅からアポロニアスの翅を奪い、とんでもない作戦にでる。
それはアポロ・麗花・シルヴィアをアクエリオンもろとも奇妙な世界に飛ばすことであった。
シリウスも事態収拾の為に飛び込むが…
そしてアポロたちは気がつけば、変な世界にいた。そして自分たちも驚愕するほどみっともない姿にされていた…
これについて、放送当時は何かとネット上で物議をかました一方で、スタッフがあえてこのような作画崩壊タッチにしたのは、アニメでたまにある作画崩壊によってキャラクターのイメージが損なわれることに対し警鐘を鳴らしているともとれる説もある。
余談だが、この回の作画は異様なまでに良く動く。一見カンタン作画に見えるアクエリオン(ご丁寧に『アクエリオン妄想型』と名前まで付いている)も丁寧な手書きでヌルヌル動く。
(キャプ画像などの)止め絵では作画崩壊にしか見えないのに、動画としてのクオリティは異常に高いというある種の皮肉とも諧謔とも取れる内容になっていると同時に、この点に触れているかいないかで、実際に作品を観て批評しているかどうかが解るというある種の試金石ともなっている。
ただし、本エピソードは異常が起きていないシーンの作画もアニメーターうつのみや理氏の個性が強く出ており、ぶっちゃけてしまうとキャラが似ていない。
そのため、演出意図が上手く伝わっていなかったのも事実である。