プロローグ
法の名の下に空想の世界は排除されていった。
そして、日本のアニメは廃れ、無くなっていく。
ゲームショップへ行っても、もうあのゲーム達は置いていない。
もう子供達は配管工の兄弟を使う事もモンスターを捕獲する事も出来ない。
開いた本のページには、何も描かれてはいなかった。
頭を抱え犯人を当てる事も、次はどうなるかとワクワクしながら空想の世界を冒険する事も無い。
pixivの新着を見た。真っ白だった。
既に有名絵師の一部は去ってしまった事だろう。
そして、遂にこの日が来てしまった。
母「昔は、良かったわねぇ…」
こうなってしまう、その前に。
解説
架空創作表現規制反対運動が盛り上がっていた頃のタグ。
pixivでは沢山の人たちが反対を呼びかけていた。
その後も表現の自由は難しいテーマとして世の中にのしかかっている。
実際のところ、法律で規制するというのは困難と思われる。文化産業の影響力は大きい。
しかしテレビ番組が過剰クレームの果てに自主規制強化で腑抜けにさせられたように、クレーマーの育成による下からの規制は日に日に現実味を帯びてきている。
関連イラスト
関連タグ
ポリティカル・コレクトネス、キャンセルカルチャー:過剰なものは表現規制ではないかと批判がある。