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「どんなに苦しい歴史であろうとも。お前がどこの刀であろうとも」


「……背負うねえ」


概要編集


「ささちが」とはDMM.comにて配信中のブラウザゲーム『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士笹貫×治金丸のBLカップリングである。


笹貫は薩摩藩に伝来した刀。

そして治金丸は薩摩藩に攻め入られた琉球王国の刀である。


回想編集

ゲーム内で笹貫と治金丸を同部隊に編成し、維新の記憶 鳥羽(1-4)に出陣することで回想其の118「風浪」が発生し二振りの会話を見ることができる。

※回想其の92「揃いし沖縄の宝剣」発生後が条件なので注意が必要。


回想では治金丸が笹貫の背後をとり、緊張感のある雰囲気で言葉を交わす内容になっている。



笹貫は刀帳ボイスでも聞ける通り、薩摩樺山家に伝来した刀剣。現在は京都国立博物館に所蔵されている。

1609年の琉球侵攻において薩摩側の大将となったのは、樺山氏13代当主、樺山久高だった。


治金丸は琉球国王尚家に伝来した刀剣。現在は「琉球国王尚家関係資料」の一つとして国宝に指定され、那覇市歴史博物館に所蔵されている。



回想118の発生する維新の記憶は戊辰戦争の時代、新政府軍と幕府軍の戦いである。

鳥羽はその初戦となった地であり、薩摩藩と縁深い戦いと言えるだろう。



回想内で治金丸の真剣必殺や中傷ボイスとはまた違う聞いたことのない低い声を聞き、動揺した審神者も多いだろう。


対比編集


笹貫は打たれてすぐに竹藪に投げ捨てられ、その後も海に捨てられたという逸話が残っている。それはゲーム内の笹貫のキャラクター性にも強く表れており「今度はどこに投げ捨てられても自力で戻って来れるよう備えている。」「波に乗れれば、今度は自力で戻って来れるだろ?」「これなら竹藪や海に投げ捨てられても自分で戻ってこれちゃうなぁ」等、「自分の力で戻って来る」ことをかなり意識しているように見受けられる。


対して治金丸は、研ぎに出された際に偽物にすり替えられたが3年もの間探し続けられ、無事に琉球へ戻ることができたという。


対照的なこの逸話が、二振りの緊張感のある関係性に若干関係しているのかもしれない。してないかもしれない。



別名・表記ゆれ編集

笹ちが


笹ちが、ささちが、笹治 などの表記があるが、現状一番多いのは「ささちが」タグである。

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