解説
ラブライブ!シリーズ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に登場する朝香果林と優木せつ菜のカップリング。
共に電撃オンライン組のメンバー、ラジオ「がさらじ」初代パーソナリティとみちーずのメンバー。
スクスタ
果林キズナエピソードや9章1話では、せつ菜に触発され、一方的にライバル視していることが語られる。
メインストーリー2ndシーズンでは、果林が虹ヶ咲学園スクールアイドル部に転部した理由や、愛の提案したライブ対決にノミネートした理由の一つとして、せつ菜に勝ちたいという気持ちがあることを挙げている。
せつ菜もまた、読者モデルとして「魅せる」技術を持った果林を尊敬しており、向上のためなら努力を惜しまないストイックな姿勢も合わせて見習いたいと思っている。
アニメ
アニメ第9話の予告にて、せつ菜が果林の手を握るというシーンがあり、せつかり推しを騒然とさせていた。
9話本編では、着替え中に他の生徒に見つかりそうになったせつ菜が果林の背に隠れに来る。「正体を明かさないスクールアイドルって、変身ヒーローみたいで良いかもと思えて来まして…!」と言うせつ菜に少々困惑気味の顔を浮かべる果林。そして2人が話をしている間に、周囲はあっという間にファンの生徒で囲まれてしまっていた。
ダンススクールの場所に行こうと迷子になっている果林は、せつ菜・歩夢・侑の3人とばったり出会う。たまたまゲーマーズの前に居た事から、せつ菜に「もしかして…果林さんもこういうの好きだったんですか!?」とキラキラした目で両手を握られる。店内にスクールアイドルのグッズが置かれている事を知った果林は、「ねえ、あなたのグッズは無いの?」とせつ菜に問いかける。「無いですよ。ちょっと悔しいですけどね」と答えるせつ菜に少し驚く果林。しかし、「いつか私達も、ここに並べるようになりたいです」と言うせつ菜を見て、微笑む。
結局目当てだったダンススクールは、ゲーマーズの目の前に位置しており、3人に方向音痴な事がバレてしまう。「陰で努力してるなんて、尊敬します」と言うせつ菜に、「努力しなきゃ、ライバルに追いつけないからね。あなた達の事よ」と投げかける。
ダイバーフェスでの出番を控える果林は、大きな会場と大勢の人により、プレッシャーを感じてしまう。1人ベンチに座る果林に駆けつける同好会のメンバー。「本当、みっともない。あんな偉そうな事言ったくせに。…ごめんなさい」と言う果林を見て、真っ先にせつ菜は隣に座って「そんな事ないですよ」と励ます。次々とメンバーから励ましを貰い立ち直った果林は、メンバーとハイタッチをしてライブに臨む。
「仲間だけど、ライバル。ライバルだけど、仲間!」
バレンタインスペシャルドラマ
2018年、【公式】スクフェスチャンネルにて投稿された、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会バレンタインスペシャルドラマは、11〜12月マンスリーランキング第1位に輝いた優木せつ菜と朝香果林をメインメンバーに置いた、スペシャルドラマ動画となっている。
大まかな内容は、バレンタインライブに向けて各々が特別なメッセージを送ろう、という物である。
第3章では、果林の寮の部屋で2人が会話をしているシーンがある。せつかり推しには堪らないシーンなので、是非とも元動画を見て、自分の耳で確認して欲しい。
ニジガクジャーナル
『劇団 桜坂しずく』では、演目「桃太郎」にて鬼役に朝香果林、桃太郎役に優木せつ菜を配属した、しずくの脳内で巻き起こっているドタバタ空想劇が載っており、鬼役の果林を顎クイし、口説く桃太郎役のせつ菜のイラストや、ミヤコヒト氏による裏話4コマ漫画も載っている。
『果林の虹色コーディネート』では、第2回目にせつ菜のコーディネートを担当している。普段のカジュアルな服装から一転、爽やかな水色のオフショルダーワンピースを身に纏うせつ菜が見られる。
byせつ菜「あまり着ないタイプの洋服ですので、着ているだけで緊張しちゃいますねっ!」
by果林「ふふふ。こうして見ると、いつもの情熱的なせつ菜と違って、大人しいご令嬢みたいね♡」
『劇団 桜坂しずく 拡大版』では、魔女役の果林を奪い合う王子様役のせつ菜、お姫様役の彼方のイラストとしずくの妄想劇が載っている。
ニジガクジャーナルは定価2000円(税別)なのに対して内容のボリューム量がすごいため、せつかり推しは勿論、虹ヶ咲が好きな方は是非とも必見の一冊である。
タペストリーComic Book~朝香果林~
コミック「まとった殻を脱ぎ捨てて」では、モデルの仕事帰りにパンを食べようとしているせつ菜に出会う。からかわれたせつ菜は、「共犯者になって下さい」と果林にパンを勧める。しかし果林は瞬時にカロリーやその他諸々を考慮して、断ってしまう。
ショックを受けるせつ菜だが、カロリーの事とわかり納得。そして自分も見習わないと、と奮い立たせる。
一方果林は、せつ菜の圧倒的なスクールアイドルのレベルの高さを目の当たりにし、さらに日々練習を続けるせつ菜を見て、自分も負けていられないと奮起する。
せつかり推しは必読の一冊。タペストリー付きのため少々値は張ってしまうが、内容的にはとても満足できる一冊である。