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しずかす

しずかす

ラブライブ!シリーズ『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に登場する桜坂しずくと中須かすみのカップリング。
目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 2 スクフェスALL STARS
  • 2.1 メインストーリー
  • 2.1.1 第1章 みんなで叶える物語
  • 2.1.2 第2章 チャンスをつかめ!
  • 2.1.3 第5章 μ’sの秘密を探れ!
  • 2.1.4 第6章 勝負の行方
  • 2.1.5 第7章 TOKIMEKI Runners
  • 2.1.6 第9章 せつ菜の試練
  • 2.1.7 第10章 新生徒会長の無理難題!?
  • 2.1.8 第11章 目指せスクフェス!三校合同合宿!
  • 2.1.9 第19章 Intermission
  • 2.1.10 第20章 スクールアイドル同好会VSスクールアイドル部!?
  • 2.1.11 第21章 悩めるしずくのイノセント
  • 2.1.12 第47章 ニジガクを選ぶ理由
  • 2.2 その他
  • 2.2.1 キズナエピソード10話『みんなになりきれ!』
  • 2.2.2 キズナエピソード27話『立ち向かう、私!』
  • 2.2.3 サイドエピソード『魔女と魔法少女』
  • 2.2.4 アニメ8話連動ストーリー『迫真の……!』
  • 3 テレビアニメ版
  • 3.1 1期8話「しずく、モノクローム」
  • 3.2 1期(8話以外)
  • 3.2.1 第2話「Cutest♡ガール」
  • 3.2.2 第3話「大好きを叫ぶ」
  • 3.2.3 第4話「未知なるミチ」
  • 3.2.4 第5話「今しかできないことを」
  • 3.2.5 第6話「笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝)」
  • 3.2.6 第7話「ハルカカナタ」
  • 3.2.7 第9話「仲間でライバル」
  • 3.2.8 第10話「夏、はじまる。」
  • 3.2.9 第13話「みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル)」
  • 3.3 2期
  • 3.3.1 第10話「かすみん☆ワンダーツアー」
  • 3.4 アニメ楽曲
  • 3.4.1 オープニングテーマ「虹色Passions」
  • 3.4.2 エンディングテーマ「NEO SKY, NEO MAP」
  • 4 にじよん
  • 4.0.1 にじよん シーズン1
  • 4.0.2 にじよん シーズン2
  • 4.0.3 にじよん シーズン3
  • 5 がさらじ
  • 5.1 ラブライブ!虹ヶ咲学園 ~お昼休み放送室~
  • 5.2 ラブライブ!虹ヶ咲学園 ~おはよう放送室~
  • 6 関連動画
  • 7 キャストとしての2人
  • 8 関連タグ
  • 概要編集

    ラブライブ!シリーズ『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に登場する桜坂しずく中須かすみのカップリング。

    虹ヶ咲学園の1年生で下の名前が平仮名表記という共通点がある。また、スクスタのストーリー内でスクールアイドル同好会の初期メンバー5人の内の2人でもある事が語られている。


    同学年、そして同好会における初期メンバー内の1年生コンビという事もあってかなり親しいようで、かすみはしずくに対してしず子とあだ名で呼んでいる。

    普段は常に丁寧なしずくだが、スクスタ11章等ではかすみに呆れたり突っ込んだりする姿が見られる。9章1話、4話ではあなたちゃんに頭なでなでをねだるかすみに、横からしずくがナデナデした。


    テレビアニメ版では、2話で怒りに震えるかすみにしずくが頭をなでなでして慰めているシーンに加え、同話で初公開されたオープニングでも二人のカップリングのシーンがあり、しずかす派を悶えさせた。


    ちなみに両者の名前を漢字表記にすると「」「」と、どちらも雨冠になる。


    スクフェスALL STARS編集


    メインストーリー編集

    第1章 みんなで叶える物語編集

    • #6話 アイドル修行?

    同好会を復活させるために、同好会の仲間を集めるあなたちゃん、かすみ、歩夢。

    同好会に来なくなってしまったしずくに同好会に戻る意思が確認するため、彼女が活動している演劇部に向かう。


    かすみがしずくに同好会に来なくなってしまった理由を聞くと、しずくのやりたいスクールアイドルの方向性をせつ菜に提案する事が上手く出来なかったからとのこと。そのため、自分のやりたいスクールアイドルの方向性をせつ菜に提案できるようになるために、今は演劇部で修行していたとの事だった。


    そのためスクールアイドルへの情熱が消えていた訳ではなく、戻る意思自体はあった。かすみが同好会の存続の危機を伝えると、しずくは同好会に戻る意思を伝え、再度仲間として同好会に加わるのだった。


    本話ではかすみがしずくの事を大切に想っている事が良くわかる一話になっている。


    同好会が存続の危機であり「今月中に10名集めなければ廃部にする」と、生徒会長からいわば脅されているような状態であった。同好会の存続が掛かっている切羽詰まった状況であり、かすみとしては胸中穏やかではないはずである。


    にもかかわらず「しず子には直接休み時間に教室に行って声をかけるとか、そういう方が・・・」と、演劇に集中したいしずくの事を想い、彼女が演劇に集中している時間を避けて戻る意思を確認しようとする気遣いをみせているのがその証拠だろう。


    また今日まで理由を話さなかったしずくに対して「ちゃんと話して欲しい、心配したんだよ?」と、かすみなりにしずくの事を心配していた描写もある。


    理由を話さず、同好会に来なくなってしまったしずくに対して「まだ怒っている」と口では言うものの「しず子がいないと寂しい」と本音を吐露しており、しずくが戻ってきた事に喜ぶかすみだった。


    • #7話 みんなで挑戦しよう!

    かすみが璃奈に「りな子」とあだ名をつける。そのあだ名に最初は疑問を持つ璃奈だが、しずくから「私はしず子って呼ばれてるよ。お揃いだね」と聞くと、お揃いな事に喜ぶ璃奈だった。


    しずく自身もかすみからのあだ名は、気に入ってる様子。


    • 8話 一人じゃないよ

    彼方の睡眠場所をお互いに話し合ったり、エマの置き手紙を怪文書と勘違いしてしまったかすみをしずくがフォローしたり、同好会を復活させるために二人で活動する描写がある。


    • 9話 それぞれの輝き

    果林の胸元のほくろに目がいっていたかすみをたしなめるしずく。


    第2章 チャンスをつかめ!編集

    • 6話 挑戦あるのみ!

    あなたちゃんから、かすみはステージ上で不安そうにしていたと指摘される。

    かすみは否定するものの、しずくから「うそだ〜。最初だけちょっと声震えてたもん」と不安になっていた事を指摘されてしまうのだった。


    • 7話 みんなで作戦会議

    グループで活動実績のあるしずく、彼方が率先して的確にメンバー達の歌のパート分けをしていく。そんなしずくを見て「しず子かっこいい」と、吐露するかすみ。


    • 8話 グループ÷個性×魅力=?

    かすみからポージングを習ったと話すしずく。今までは少し恥ずかしかったが、やって見ると楽しいとかすみのポージングに一目置いた発言をしている。


    この時に結構気に入ったのか、他の場面でもかすみを物真似する描写もある(※桜坂しずく キズナエピソード第10話「みんなになりきれ!」参照)。


    • 9話 可能性は一つじゃない

    自分がスクールアイドルとしてレベルアップした事で調子に乗った発言をするかすみ。そんなかすみに対して「かすみさん、取らぬ狸の・・・って言葉知ってる?」と、調子に乗るかすみをたしなめるしずくだった。おそらくしずくはことわざの「取らぬ狸の皮算用」と言いたいようである。


    かすみはこのことわざを知らないらしく、あなたとしずくに勉強を頑張ろうねと指摘されてしまうのであった。


    第5章 μ’sの秘密を探れ!編集

    • 9話 技術よりも大切な

    μ’s と勝負することになった同好会のメンバー達。本話ではボーカル対決をすることになり、μ’s は海未が対戦相手として選ばれる。


    同好会からはかすみが立候補するものの、しずくがやりたいとかすみに申し出る。ずっと歌で表現することに力を入れてきたから、ここで成果を出したいとの事。かすみは自分だって上達しているのにと言うものの、しずくに快く譲るのであった。


    愛がしずくなら歌手になりきって歌えるのではないかと提案するが、今日は歌手になりきるのではなく、自分の歌を歌って勝ちたいと希望する。我儘を言っているのではないかとしずくは心配するが、かすみはしずくの意思を尊重して応援することに。


    最終的にしずくは海未に負けてしまうものの、かすみはしずくの歌を認め「すーーーっごく良かったから特別に許してあげるっ」と負けてしまった事を責めなかった。


    かすみがしずくをスクールアイドルとしての実力を評価している一面が見られる一話である。


    • 10話 勝負のあいだに

    μ’s との対決を振り返る同好会のメンバー達。

    現時点で大食い対決、ダンス対決、ボーカル対決をしており、各々が印象に残った事を話している。


    かすみが印象に残った対決はボーカル対決だった。「海未先輩としず子のボーカル対決が熱くてよかったなあっ」と語っているので、前話での言葉はしずくを気遣った訳ではなく、本当にかすみ自身が良かったと思っている事が分かる。


    負けた事をしずくは悔やむものの、楽しかったと海未と対決できた事を嬉しく話すしずく。


    第6章 勝負の行方編集

    • 6話 似た者同士

    にことアイドル対決にかすみ。妹系のアイドルを演じたり、ラップ風のアイドルを演じたりと、お互いに様々なアイドルを演じていく。


    そんな二人に対し「ノリノリですね」と話すしずく。


    第7章 TOKIMEKI Runners編集

    • 8話 一難去ってまた一難!?

    かすみが愛にからかわれている最中、あなたちゃんが来た途端に態度を大きく変えたため、その切り替えの早さから演劇に向いてるんじゃないかと突っ込むしずく。


    • 10話 後半 TOKIMEKI Runners

    無事に9人全員で行ったライブを終えた同好会のメンバー達。

    果林がたまには1人じゃないステージも良いと話すと、かすみが自分がいて心強かったと言って良いんですよ〜と果林を煽ると、それはかすみさんが思っていた事でしょ?としずくに突っ込まれてしまうのだった。


    第9章 せつ菜の試練編集

    • 1話 嵐の幕開け

    栞子がスクールアイドル活動は高校生という将来のための準備期間において無意味と発言した事、せつ菜が生徒会長として不適正であると判断し再選挙を申し出た事から腹を立てるかすみ。腹を立てたかすみをなだめるしずく。


    栞子とせつ菜が再選挙をすると言う事から、事前に栞子について調査した事を同好会に展開しようとするかすみ。しかしその情報はしずくも知っており、ほとんどしずくに調査内容を話されてしまうのだった。


    かすみは栞子を調べた事をあなたちゃんに褒めて貰いたかったのか、頭を撫でて欲しいとお願いすると、ここでも頭を撫でるのはしずくであった。あなたちゃんに頭を撫でて貰いたかったのにとかすみは話すものの、しずくに頭を撫でて貰えた事に感謝するかすみだった。


    この章以降このやり取りがドラマCD等他メディアにも多く取り入れられ、しずくがかすみの頭を撫でてあげる行為は恒例化する(通称:ナデナデ)。


    璃奈曰く「週に3回はやってる」と報告があったり(※1)、かすみがエマに頭を撫でて喜んでいた時に「じゃあ、今後はエマさんにやって貰う?」とヤキモチを焼いていたりと(※2)、お互いにこのやり取りは気に入っている描写もある。


    キャストの前田佳織里さんもこのやり取りは気にいってるのか、ラジオドラマ中に彼方がかすみの事をナデナデしていたことに「なんで私以外の人にナデナデされてるの?」とネタにしていた(※3)。


    ※1 『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会生放送 かすみんPresents💛無敵級*生放送 響けハーモニー🎵ニジガクBelievers✨🌈』スペシャルドラマ かすみのプワプワ・ドリームランド


    ※2 第60回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 「一石何鳥?」

    ※3 ラブライブ!虹ヶ咲学園 ~おはよう放送室~ 第68回の放送中にて。



    • 4話 さらなる一手

    せつ菜のために、栞子について情報を集めてきたかすみ。

    栞子の情報を集めてきた成果として、あなたちゃんにナデナデを求めるのだが、ここでもナデナデしてくれたのはしずくだった。


    ここでは「何でしず子なんですかー」と、あなたちゃんではなくしずくにナデナデされた事をやや不満そうにしていたのだが・・・。


    • 9話 心からの言葉?

    栞子との生徒会長選挙に臨むせつ菜に対して「勝てるオーラ出してるね、しず子!」としずくに声をかけるかすみ。


    第10章 新生徒会長の無理難題!?編集

    • 9話 テスト!終わり!

    テストをやり切った後でヘトヘトになっているかすみ。そんなかすみに対し、ナデナデしてあげるしずく。「しず子〜ありがと〜」と素直に感謝するかすみだった。前章4話では不満そうにしていたのだが、なんだかんだ気に入った様子。


    • 10話 同好会廃止?継続?

    おばか王になってしまったかすみを気の毒そうに見つめるしずくのスチルを見る事ができる。


    第11章 目指せスクフェス!三校合同合宿!編集

    • 3話 お留守番でも寂しくないもん!

    沼津へ合宿しに行く事ができなかった1年生3人がお出かけする回。


    かすみ、しずく、璃奈の三人で出かける予定があったのにもかかわらず、寝坊して30分遅刻してくるかすみ。開き直るかすみに呆れる2人だったが、気を取り直して東京を満喫する事に。


    しずくが舞台を見る事を提案するもかすみによって止められる。

    しずくとしては舞台を楽しみつつ、スクールアイドルとして勉強になる部分もあると提案するのだが、かすみはしずくに純粋に遊んで欲しかった(息抜きして欲しかった)ため止めるのだった。かすみなりのしずくへの配慮である。


    代わりの案がないのかしずくがかすみに問うのだが、これから考えると無計画である事が発覚。何の計画もないかすみに呆れるしずくだが「行き当たりばったりの楽しさをしず子に教えてあげる」と反論。


    真面目に計画を立てるしずくとなりゆきで物事を進めるかすみの違いが描写されており、2人が正反対の性格である事が良く分かるシーンである。


    そこで璃奈が水族館に行きたいと提案。かすみとしずくは賛同し、三人で水族館に行く事に。


    璃奈は初めて水族館に来たようでその光景に感動する。本や動画で魚を見た事はあるようだが、実物を見るとまた違ったようだ。


    3人で楽しく水族館を満喫しているとペンギンのショーがあるとの事。璃奈はペンギンをとても見てみたかったのか、 2人を置いて1人でペンギンのショーのコーナーへ行ってしまうのだった。


    そんなはしゃぐ璃奈を見て、水族館へ来て良かったと喜ぶかすみ。

    無計画なかすみに呆れていたしずくも、璃奈の楽しんでいる様子や水族館を満喫している自分に気づき、かすみの「行き当たりばったりの楽しさ」に賛同するのだった。


    本エピソードはかすみとしずくの相性がとても良い事が分かるエピソードになっている。


    しずくは真面目が故に上手く自分で息抜きをする事ができないのだが、そこをなりゆきで物事を決めるかすみがフォローしている。


    一方で気を抜きすぎて遅刻をしてくるかすみに対してしずくは注意する事ができ、かすみに気を抜きすぎさせないようにしていてお互いをカバーし合えている良いコンビである。


    正反対な2人だが「真面目でしっかり物だが計画を立てて動くため、柔軟に動きづらいしずく」「なりゆきで動くためいい加減な部分はあるが、柔軟に動けるかすみ」と補完し合える関係のため、2人の息が合うのは必然なのかも知れない。


    第19章 Intermission編集

    • 10話 異国からのタイフーン!

    夏合宿から帰ってきた同好会メンバー達。


    合宿から帰ってきて部室が一番落ち着くと話すエマと璃奈に対し、かすみは「2人には合宿の練習はキツかったですか?かすみんはもっと合宿してても良かったですけど〜」と、自身も練習が大変だったはずなのに煽る。


    そんなかすみの痩せ我慢を見抜いたしずくが「じゃあ1人で行ってくる?」と煽り返すと、即「やだあ!」と拒否するかすみ。


    そんなかすみにしずくは「でしょ?私だって、かすみさんと一緒がいいよ」と自分の素直な気持ちを打ち明けるのだった。


    その言葉にかすみは思わず「しず子・・・そんなにかすみんのことを・・・?」としずくの気持ちを聞くが、この後のしずくの返答はなし。ここは読み手側に想像して欲しい、という事だろう。


    これ以上の描写がないので想像するしかないが、少なくともしずくがかすみに対して好意を持っている事は確かだろう。彼女の煽りを止めるだけなら「でしょ?」の一言で済むからである。


    「私だって、かすみさんと一緒がいいよ」は伝えなくても良いはず。しずくがかすみに対して、特別な気持ちを抱いている事が分かるワンシーンである。


    第20章 スクールアイドル同好会VSスクールアイドル部!?編集

    同好会の活動を阻害してくるスクールアイドル部(以下、部)の事を敵視するかすみに対し、しずくは「一度部で活動した自分のことを想像してみてほしい」「なりたいスクールアイドルになるために、今何が必要なのか、素直な気持ちで考えて欲しい」とあなたちゃんから助言を受けた事から、真剣にどちらで活動するか考える事になる。


    (以下、20章ネタバレ。長文になります)





















    練習やライブなどスクールアイドルとしての活動を部の監視委員によって妨害されている同好会。練習は音ノ木坂学院でμ’sと一緒に練習する事で解決するも、ライブができない問題は解決できず。


    ライブをしたくても監視委員の存在と部が学内の権限を握っている以上、郊外でのライブ活動もできない状態になってしまっていた。そこでゲリラライブを実行する事を計画する。


    突然その場所をライブ会場にし、ライブを行ってしまう事で、学園内の支持を集めるという作戦。監視委員の存在により表立った宣伝を行う事ができない問題は、ライブを実行すると言う噂を複数の場所に流し、監視委員の注意を分散させつつ学園内の生徒に宣伝する事を上原歩夢が提案する。


    歩夢の提案はライブの宣伝を行いつつ、監視委員の目を潜り抜けながらライブを実行できる起死回生の提案であり、同好会メンバーはその作戦を承諾しゲリラライブの計画を進めるのであった。


    ・・・そして運命の 第9話「Go! Go! ゲリラライブ!」。


    作戦は見事成功し、監視委員の目を潜り抜け、学園内で観客を集める事に成功する。トップバッターであったかすみが満を持してライブに望もうとした時。


    何とスクールアイドル部が急遽ライブを実施する事が、同好会の観客達に伝わってしまう。瞬く間に同好会のライブから離れ、部側のライブ会場へ移動してしまう大勢の観客達。同好会側のライブには、数人の観客しか残らなかった。


    その光景を目の当たりにし「部の魅力は私たちより上なのか」と意気消沈していってしまう同好会メンバー。この状況で意気消沈しない方が難しい中でかすみは


    「歌もダンスも・・・部の方が上かも知れないけれど、かすみんはまだまだかも知れないけど、それでも、みんなが応援してくれる限り、かすみん負けてないんです!」


    と、仲間がいないと小心者な部分があるかすみが「スクールアイドルかすみん」として自分を信じ、最後までライブをやり切ったのだ。かすみの勇気に心を打たれた人もいたのではないだろうか。


    かすみのライブは同好会メンバーをも再び奮い立たせ、無事に同好会はゲリラライブをやり切る事ができたのである。・・・しかし、皮肉にもかすみのライブにより、しずくはある決意をする。


    • 20章 第10話 「しずくの決意」。

    同好会の皆で反省会。ゲリラライブをやり切る事はできたものの、部側に観客を取られてしまった事実は受け止めなければならなかった。しかし、同好会側に僅かでも残った観客がいた事も事実。


    同好会を応援してくれる人にライブを届けられた事で、再び同好会の皆で結束を固めていた最中、しずくが部に転部する事を告白する。


    しずくの意思にかすみは納得できず引き止めるも、しずくの決意は硬く転部する考えは変わらなかった。そんなしずくに対してかすみは憤慨してしまい、同好会の皆を置いて帰ってしまう。


    かすみは部に転部した愛や果林に対して冷たい態度を取るものの、一応会話に応じてはいた。

    ここまで憤慨してしまったのは、それだけしずくに対して友人、あるいは仲間として非常に信頼していたものだと思われる。


    故に部を敵視しているかすみとしては「しずくを信頼していた自分の気持ち」をも裏切られた気持ちになり、しずくの意思を認める事ができなかったのであろう。


    しずくの転部の理由は「部と同好会で何がどう違うのか」を確かめる事だった。

    確かめたくなったのは、かすみのライブが原因だった。


    かすみが自分を信じ「みんなが応援してくれる限り、自分は負けてない」と言い切るその姿を素直に「凄い」と認めるも、かすみのように言い切る事が今の自分にはできないと自覚してしまう。そう自覚した自分自身に落ち込んでしまった。


    だからこそ、部と同好会の違いを見つけてかすみのように「私の方が魅力的なんだ」と言えるようになりたい、負けたくないと決意。かすみに対してのライバル心が、転部を悩んでいたしずくの意思を決定付けさせてしまったのである。


    ・・・以上のようにかすみはしずくに裏切られた気持ちだったかも知れないが、しずくとしてはむしろかすみを「凄いスクールアイドル」と認めており、作中でもかすみに対して最大級のリスペクトをしている。しずくの気持ちがかすみに一切届いていない所がもどかしい。


    虹ヶ咲のコンセプトである「仲間でありライバル」を体現したストーリーでもあった。

    2人の成長がどのように描かれるのか、今後も要注目である。


    第21章 悩めるしずくのイノセント編集


    • 1話 それぞれの夜

    しずくの20章の回想から始まる。

    しずくは部へ転部する気持ちは固めていたものの、同好会がこれから奮起しようとしていた時にで転部を伝えてしまった事に後悔していた。


    しかし、スクールアイドル部(以下、部)の存在とゲリラライブでのかすみのライブが原因で、しずくの中で今の自分に揺らぎが生じてしまっていたのである。


    事実として前章で観客達は同好会のライブから離脱し、部のライブへ移動してしまった。観客がどんどん去ってしまう光景を目の当たりにした事で、今の自分のパフォーマンスに自信を失っている最中、かすみは堂々と自分のライブをやり切っていたのだ。


    そしてかすみのライブは質としては部には敵わないと思ったが、魅力は部に負けてないとしずく自身が実感していたのである。一方、今の自分は魅力的なライブが出来ない事も実感していた。


    かすみのライブの魅力が何なのか、自分には分からない。そして「あなた」もかすみと同じ物を感じている。

    しずくはかすみのライブの「魅力」を知りたかった。分からないもどかしさと悔しさで、しずくは部へ転部する決意を決心していたのだった。


    同好会への罪悪感を感じるものの自分で考えて自分で決断した事。しずくは割り切り、部へ転部したい気持ちを愛へ伝えるのであった。



    • 2話 行っちゃいや!

    授業を終わった直後のあなたの前に璃奈が助けを求めてくる。

    璃奈に理由を聞くが、とにかく着いてきての一点ばり。


    あなたが璃奈に着いてきてみると、学食でかすみとしずくが喧嘩していた。

    かすみはしずくに対して「昨日は怒っちゃったけど、口が滑っただけなら許してあげる」と、しずくが転部しようとしている事を引き止めしようとしていた。


    かすみはしずくが部へ行ってもヘッポコのままだよ!とやや喧嘩腰でしずくを止めようとするが、しずくは言い出したタイミングについては謝るものの彼女なりに考えに考えた決断であり部へ転部する決意は硬い様子。


    しずくが部へ転部する事はかすみにとっては大きな悩みだったようで「頭痛が痛い」と発言。…要は頭が痛い事をしずくに伝えたかったようだが、言い方を間違えてしまいしずくにも「そんな日本語ないから!」と日本語の使い方について指摘されてしまう。


    するとしずくが「天井を見上げると同じくらい、あり得ない間違い」と更に指摘すると、どこが間違いか分からずしずくに問うかすみ。「現国の小テスト用の対策でやった所だよ」と、喧嘩腰な口調ではあるものの親切にかすみに教えるしずく。


    2人のやり取りを見て璃奈はあなたに喧嘩を止めるようにお願いするが、あなたはかすみとしずくのやり取りを見て大丈夫と判断。璃奈にもう少し待って欲しいと伝え、2人の様子をうかがう事を提案する。あなたは2人のやり取りを見て、喧嘩から逸れ始めている事を感じ取ったのである。


    璃奈はあなたの意見に大丈夫じゃないと反論するが、実際2人のやり取りを見ていると喧嘩からいつの間にかしずくがかすみに現国の指導をし始めていた。おそらく2人ともまだ喧嘩をしているつもりなのであろうが、2人とも喧嘩から逸れ始めている事に気づいていない。


    しずくが「天井を見上げる」の間違いが分からなかったかすみに対して、小テストは大丈夫だったか問うとかすみは返答を濁してしまった。かすみが現国の小テストが大丈夫じゃない事を見抜き、後日特訓するからね!と指導。先ほどまでの喧嘩腰はどこへやら、勉強に関してはしずくに頭が上がらないかすみ。いつの間にか普段の2人のやり取りに戻り始めていた。


    流石の璃奈も2人のやり取りが普段通りになり始めている事に気づく。そんな璃奈に対し、あなたは「2人は部と同好会に別れただけで終わるような仲じゃない。璃奈ちゃんも愛ちゃんと一緒にお昼を食べているでしょ?」と2人の関係の強さを璃奈にも伝わりやすいように諭したのだった。


    あなたはかすみがしずくに対して喧嘩腰になってしまっているのは「しずくが部へ行って欲しくないから」と本心を見抜いてもいた。かすみも素直に自分の気持ちをしずくに伝えればもう少し話を聞いてくれそうなのだが、感情的になってしまい素直に言えないのだろう。2人のやり取りを見て璃奈はあなたの判断を信じ、2人のやり取りを見守る事にした。


    璃奈のSOSから少し時間が経ってお昼の時間。2人の喧嘩は引き続き続いていた。

    しずくの飲み物のチョイスに対し、スクールアイドルとしてどうなのか突っかかっていた(しずくはお茶、かすみはいちご牛乳をチョイス)。もはや単にいちゃもんを付けているだけである。


    あなたが食堂へ向かうと、かすみからしずくと勝負をするからジャッジ役をやって欲しいと半ば強引に引き受けさせられる。

    しずくは最初こそかすみを抑えようとするが、かすみの挑発に乗ってしまいかすみからの勝負を受ける事になる。


    かすみからの勝負の提案は「からし10倍ホットドック早食い対決」「お弁当早食い対決」と食べ物の提案ばかりで、およそスクールアイドルと関係ないものばかり。食べ物で遊ぶのは良くないとしずくに諭されてしまい、勝負は中止となる。


    自分を「最強スクールアイドルかすみん」と豪語するかすみに対し、小テストはどうだったのかかすみの痛い所を付いてくるしずく。すると現国はできなかったが、古典に関してはできたと意外な(失礼)返答が。


    しずくは自分が教えた現国ができていなかったので、おそらく全体的にできてないと思っていたのだろう。かすみが古典の小テストはできていた事に関して驚いていた。


    かすみはしずくに対し「しず子がしてくれたお話、わかりやすかったし面白かったから、覚えられた・・・」と後ろを向きながら、しずくに対して素直に感謝の気持ちを伝えてた。


    かすみは別のエピソードで「古典が大の苦手」とはっきり話しており、その彼女が古典ができたという事は非常に大きな意味を持つ。だからこそ喧嘩中であっても、しずくに感謝できたのかも知れない。


    素直に感謝するかすみを見て、しずくもかすみに対して怒りづらくなり「そ、そうなんだ…」と弱めに返答するしかできなくなってしまった。もう意地を張ってないでとっとと仲直りしろ!!!と読者側がツッコミたくなってくる。喧嘩どこいった。


    璃奈はそんな2人を見て「分からない、2人の関係、私には難しすぎる」と混乱して本話は幕を閉じるのであった。


    本話から感じ取れるのは、2人とも決して互いに嫌いになっている訳ではないと言う事。むしろ仲良しのままである。

    ただかすみとしては同好会を乗っ取りにきた部を許せず、そんな自分にとっては敵である部へ行く判断をしたしずくをどうしても許せなかったのであろう。ただしずくの事は同好会へ引き戻す事を諦めきれないあたり、彼女の事は大切に思っている事が窺える。


    しずくはしずくで今はかすみのライブを見た影響で自分のスクールアイドルとしての魅力が分からない状態である。同好会への罪悪感もあり、彼女にとって迷いを捨てきれていた訳ではなかった。だからこそ、自分を保つためにも今の自分の決断を否定されたくなくて意地を張ってしまったのである。


    対等な関係であるかすみとしずくだからこそ感情をぶつけ合ってしまい、拗れてしまったのだろう。


    • 3話 しずく、スクールアイドル部へ!

    かすみの説得も虚しく、しずくは部へ転部してしまう。

    部の圧倒的な練習メニューなど新しい環境を見て、自分の追い求めているスタイルはこれからも知れないと感じるしずく。


    • 5話 策略と熱狂

    部にはない同好会の魅力が何か分からない同好会メンバー達。そこで部の魅力を知るために、部のゲリラライブを見に行くことにする。


    あなたは部に行った愛、果林、しずくの上達ぶりは実感したが何か違和感を感じていた。

    違和感を感じているあなたに対し、かすみは「言いたい事が分かる」と返答。しずくのスクールアイドルとしての上達は認めるものの、ライブについてはもっともっと…と、かすみの知っているしずくのライブとは異なるものを感じている様子。


    あなたとかすみが話しているとしずくがやってくる。しずくがあなたに自分のライブの感想を尋ねると、あなたからは上達ぶりを褒められた事で自分のパフォーマンスに自信を持つしずく。


    一方でかすみはそんなしずくを見て、本当にそれで良いのか疑問を投げかける。今日のライブで、かすみにはしずくの声は届かなかったと。しずくはかすみの言葉の意味が分からず声量についてなのか、何なのかかすみに問う。


    かすみは説明する事ができず、感覚的に何かが違うと返答するがしずくは納得する事ができなかった。

    部の練習についていく事が物凄く大変な中で、かすみのあやふやな説明では自分の努力を否定された気になってしまったのだろう。


    かすみ自身もしずくに伝えたいのに言葉にできずもどかしく感じていた。そこで自分のライブを見に来て欲しいとしずくに伝える。しずくが分かっていない事をライブで教えると。言葉にできない彼女なりの伝え方だったのだろう。


    するとしずくはついムキになってしまい、今日のライブが私のライブだとかすみに強く当たってしまう。

    部の練習が忙しくて、かすみのライブなんて見に行かないと。それでもかすみはしずくは自分のライブを見に来ると言い残し、しずくの前から立ち去るのだった。


    ムキになってかすみに反論したものの、かすみに指摘された事を考えるしずく。

    かすみの意見に対し、部の環境を知らないから言ってるだけ…と半ば自分に言い聞かせるように呟く。

    彼女自身、やはり迷いが残っているのだ。だからこそかすみの指摘に対してムキにもなってしまった。


    彼女自身、再び本当にこのままで良いのか揺らいでしまうのだった。


    • 6話 ゲリラライブ第二弾!いっくよー!

    再びゲリラライブを開催する同好会。

    ライブに来るわけないでしょ!としずくはかすみに伝えていたが、かすみの言う通りしずくはかすみのライブを見に来ていた。

    おそらく彼女としては自分の判断が間違ってない事を確認するために、かすみのライブを見に来たのだろう。


    かすみの指摘を負け惜しみといい、部のライブとは比較にならないと自分に言い聞かせている事からもそれが窺える。一方でかすみの言う「しず子が分かってない事」が何なのかもどかしさを感じていた。そんな物はないと自分に言い聞かせていたが・・・。


    そう考え込んでいるうちにかすみのゲリラライブが始まった。かすみのライブを見て、かすみの言う「しず子が分かってない事」をライブから感じ取ってしまったのだ。


    部のやり方は間違ってない。かすみのパフォーマンス自体は部より特別高い訳じゃない。

    だけど、確かに感じるかすみのライブから感じ取れる声。それをしずくは感じ取ってしまった。

    彼女の言っていた事を感覚で理解し「かすみさん、かわいい。一番かわいいよ」と、彼女のライブの魅力を肌で感じ取るのだった。


    かすみのライブから部では感じ取る事のできなかったものを感じるしずく。自分も同好会にいたはずなのに、なぜ自分は同じようにできないのか悩むことになる。


    • 8話 あのときの光景、あのときの想い

    悩んだしずくはあなたに相談を持ちかける。どのように曲を作っているのかと。

    ミアのように何かを参考にしているのか聞くと、そうではなくあなたは同好会メンバーの事を考えながら作るとの事。

    するとあなたはしずくと曲を作った時の話を話しだし、しずくはかすみのライブと照らし合わせて同好会の魅力に気づく事になる。


    それはあなたが同好会メンバーのやりたい事、伝えたい気持ちを汲み取り、歌で観客に伝える事ができる事だった。

    これがかすみの言う「しずくが分かっていない事」「しずくの声」の正体である。


    かすみが以前参加した部のライブではあなたが作曲した曲ではないため、しずくの気持ちが感じられない、つまりしずくの声が聞こえないライブになってしまっていたという事である。


    同好会の皆と同じようにできていないのではなく、本当はできていたのだ。ただ気づかなかっただけで。それをあなたやかすみは感覚で分かっていたが、しずくは頭で分からないと納得できなかったため(実際かすみにあやふやな説明で誤魔化さないでと言っている)、中々気づく事ができなかったのである。


    • 10話 おかえり、しずく!

    同好会の魅力、そして自分がどうしたいのかようやく見つける事ができたしずく。

    同好会が急遽サプライズでステージを用意してくれており、そこでライブを終えたしずくは同好会へ戻ってくるのだった。


    反感があるとしずくは思っていたが、同好会のメンバーは快く歓迎してくれた・・・1人を除いて。かすみは素直に認める事ができなかった。自分の引き止めにも応じず、自分にとっては敵である部へ行った彼女を感情的にやはりすぐには許せなかったのだろう。


    そこでしずくは素直に自分の心情をかすみに伝え、かすみに謝罪する。そしてかすみの言う「しず子の声」「しず子が分かっていない事」は、あなたが作った曲で構成されるライブにある事にかすみに伝えるとかすみは「今日のライブではしず子の声が聞こえたけど?」と返答する。


    かすみは「かすみんの大好きな、しず子のライブだった!」としずくのライブの魅力を伝えるとしずくはかすみに抱きつくのだった(重要)。彼女にとってはずっとスクールアイドルとして悩み続け、かすみと喧嘩している事にずっと思う事があったのだろう。ようやく解放された、と言う状態だったのかも知れない。


    これには流石のかすみも戸惑うものの、しずくの復帰をとても喜んでいる様子。

    また璃奈とはもうかすみと意地を張ったりしないと約束するのだった。


    第47章 ニジガクを選ぶ理由編集

    • 6話 学食記念!

    虹ヶ咲の学校案内のパンフレット作成で、学食の魅力も取り入れようと熱く学食について語った同好会メンバー。その日の放課後、2人でショッピングモールへ出かけて買い物を楽しんでいるかすみとしずく。


    かすみはしずくとパンケーキを食べる約束をしていたようなのだが、パンケーキを食べる予定があるのにもかかわらず、学食で食事を多めに取ってしまった様子。


    そのため、もう少しショッピングモールを歩いてお腹を空かせたいとしずくに伝えるのだが「食レポしたいからって2食分も食べるから...」としずくに飽きられてしまう。


    かすみは「学食はみんなの憧れだから、食レポしてたくさんパンフレットに載せて貰いたかった」と自身の学食の憧れについてしずくに話すが、しずくにはピンと来ない様子。


    そんなかすみの学食の熱中ぶりを見て、しずくは過去にかすみと初めて学食に行った時のやり取りを思い出すのだった・・・。


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    虹ヶ咲の学食を見て大はしゃぎするかすみ。メニューによるとジャンバラヤやラクサなど海外の料理も食べられるようで、何を食べるのかとても悩んでいる様子。


    かすみにとっては中学生までは一般的な給食しか食べる事ができなかったようで、学食の存在自体が漫画や

    ドラマだけで見てきただけで体験した事がなく、彼女にとっては大きな憧れの一つだった模様。虹ヶ咲の学食は広く、メニューも豊富だったため尚更とても魅力的に見えたのだろう。


    しずくにもメニューを見せてみるが、しずくはかすみよりは学食に浮かれていない様子。

    彼女の実家を見る限り裕福な家庭に見えるため、学食程度では驚かないのかも知れない。


    記念すべき1回目に何を食べるのか悩むかすみを他所に、しずくは「釜揚げしらす丼定食」をチョイス。

    美味しそうでしょ?と自分のチョイスを満足げに話すしずくに対し、かすみは中々決められない。


    しずくは早々に食べたい物が決まったため、かすみを気遣って学食の席の確保をしようとするが「もっと迷っていいんだよ!?」とかすみが席を確保しようとするしずくを引き止める。


    初めての学食なのだからしずくももっと慎重に選んで大丈夫と、かすみなりの気遣いだったのだろう。

    かすみの中で学食は憧れの存在だが、しずくはそうでもないため戸惑ってしまったようだが。


    それでもしずくは「釜揚げしらす丼」から変更せず。一方かすみは目に付いたメニューを選んだのだが・・・。


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    現時間に戻り、かすみは「秘密のスペシャルメニュー」を頼んだ模様。

    秘密のスペシャルメニューの正体は「熱々激辛坦々麺」だったようで、一口食べただけで汗が止まらないくらい辛かったようだ。しずくも手伝いで一緒に食べてくれたようで「お水を飲むと舌が余計ピリピリした」と、しずくにとっても非常に辛い食べ物だったらしい。


    ただしずくは「ちょっとだけお手伝いをした」と言っているので、概ねかすみが頑張って食べた模様。


    そんな、かすみにとっては少し苦い思い出になってしまった初学食の事について、しずくがかすみに一つ質問を投げかける。「どうしてあの時が初めてだったの?」と。


    学食に行った時は入学してからある程度時間が経った後の事のようで、かすみがこれだけ学食は憧れだった事を強調しているのにもかかわらず、すぐ学食に行かなかった事に疑問を持ったようだ。確かにその通りである。


    かすみは質問に対し「心の準備とか」とはぐらかそうとするが、しずくから「私がお弁当を持ってこなかった日にたまたま心の準備ができて、たまたま私のこと誘ってくれたの?」と、追い討ちの質問をかけられる。


    完全に言葉に詰まるかすみに対し「それとも私がお弁当持ってこない日を待っててくれた?」と、ほぼ彼女の本心を見抜いた質問を投げかけ「しず子、絶対わかってて言ってるでしょー!」とついにかすみは降参。「初めての学食だから、色々記念にしたかった」と白状した。


    かすみに追い詰め気味に質問をしてしまった事に対し謝るしずくだが、しずくにとってはかすみとの初学食は良い思い出だったようで、また秘密のスペシャルチャレンジメニューに挑戦して見たくなったと話すのだった。


    かすみにとって学食はとても憧れの存在であり、だからこそ絶対に良い思い出にしたくてメニューを中々選ぶ事もできなかった。そんな彼女にとって初学食の相手にしずくを選んだ事が、かすみにとってしずくがとても大きな存在だという事がとても良く分かるエピソードである。


    しずくが弁当を持ってこない日を待っている事からも、かすみとしては「初学食は絶対にしず子と行く」と決めていたのだろう。学食に行きたいのであればしずくに弁当を持ってこないようにお願いすればすぐ行けた気がするが、入学からそれ程時間が経っていない時だったようなので、まだ2人のやり取りに遠慮があったのかも知れない。


    しずくに本心がバレている事が分かっても、意識しているからか最後までしずくに「一緒に行きたかった」とは言わないあたりからも、かすみがしずくに特別な感情を抱いている事が窺える。一方しずくもかすみの気持ちを知って嬉しそうだった。


    学食を通して2人のやり取りがとても可愛いエピソードなので、推しの方はぜひ読んで欲しい。


    その他編集

    キズナエピソード10話『みんなになりきれ!』編集

    自分のスクールアイドルの方向性を決めきれていないしずく。

    そこで、同好会のメンバーになり切って見ることに。


    かすみになり切りながら、台詞は自分でかすみを想像して演じてみるのだが、かすみ本人から「その台詞を次のステージで使っても良い?」と聞くほどかすみからの評価は高かった。実際聞いてみると結構似ている。


    しかししずくとしてはあざといと感じており「私向きではないかも」とかすみと似た方向性はやめておくのだった。


    その判断にかすみは怒るが、かすみの物真似をする前に「かすみさんみたいなスクールアイドルは可愛いよね」と評価しており、決してかすみをスクールアイドルとして低く評価している訳ではない(むしろかすみを参考に演じているので評価している)。


    キズナエピソード27話『立ち向かう、私!』編集

    役を託してくれた演劇部、同好会にプロモーションを任せてくれた各部、前夜祭ライブを開いてくれた生徒会など、色々なものを背負ってステージに上がるしずく。


    そんな気負う彼女を見て心配したのか、公演後にしずくに抱きつくかすみ。璃奈と栞子も駆け付け公演後のしずくを労いにきた。そんな自分を心配したり励ましてくれる仲間がいる事を実感し、幸せを実感するしずくだった。


    本エピソードにはスチルが付いているのだが、しずくにかすみが抱きついている(重要)。とても可愛い1枚になっているので、推しの方にはぜひ見て頂きたい。


    サイドエピソード『魔女と魔法少女』編集

    しずくのイベント報酬SR『水の精霊たちよ!』のサイドエピソードにて、二人だけの会話が見られる。


    一緒に電車で下校しているかすみとしずく。

    電車の中で子供達に見せた魔女の演技に付いて話していると「子供の時に魔女のごっこ遊びをしたか」について話が発展。


    しずくは黒いカーテンを羽織ってごっこ遊びをしていたようだが、かすみはピンクのフリフリのドレスを着て、魔法のステッキを持ってごっこ遊びをしていた模様。


    かすみの衣装のチョイスに疑問を持つしずく。かすみは魔女を魔法少女と同じように考えていて「魔法を扱う女の子」と考えていたようだが、しずくは「老婆」と考えていた。2人の魔女の像が全く違うのである。


    確かにしずくが老婆のイメージで魔女を考えているのであれば、かすみの「ピンクのフリフリのドレス」に違和感を持つのは当然かも知れない。


    しずくは「シェイクスピアの悲劇」が好きで、そのお話に出てくる「マクベス」と言う名の魔女をイメージしてごっこ遊びをしていたようだった。思わず見栄を張りたかったのか、それともしずくを気遣ったのかカタコトで「シェイクスピアの悲劇」の事を「知ってる知ってる!私も大好き!」としずくに返答してしまうかすみ。


    音声をOFFにしていると伝わりづらいが、かすみの声色を聞くと全く知らない様子が良く分かる。


    かすみの返答に嬉しくなり、思わずかすみの手を握るしずく(重要)。話が通じる相手がいなかったのか、余程嬉しかったのであろう。しずくはかすみを「シェイクスピアの悲劇」の公演に誘うのであった。


    本当はかすみ自身「シェイクスピアの悲劇」の事は全く知らないのだが、かすみが「シェイクスピアの悲劇」が好きな事にあまりにも純粋にしずくが喜んでしまったのである。そんな彼女を見てかすみは引き返せなくなってしまい、本当は知らない事を黙ってしずくの誘いを受けるかすみ。


    そんな内心とても焦っているかすみを他所に、しずくは心からかすみと「シェイクスピアの悲劇」を見れる事を楽しみにするのだった。


    普段はしずくを振り回すのはかすみなのだが、珍しくかすみが振り回されている貴重なエピソードである。


    アニメ8話連動ストーリー『迫真の……!』編集

    突然「もう私には無理」と言ってしずくは部室を飛び出し、かすみは大慌てで後を追う。

    しずくの長所を挙げて引き留めるかすみに、しずくは笑って「まだ5人だった頃もこうして追いかけてきてくれた」と話すのだった。


    テレビアニメ版編集


    1期8話「しずく、モノクローム編集


    しずくメイン回。


    同好会の皆が校内新聞の取材に応じており、インタビューや写真撮影を行っていた。

    歩夢やかすみが写真撮影に応じている中、インタビューに応じるしずく。


    インタビューでしずくは「皆に愛される、可愛いスクールアイドルを演じたいと思います」と回答。

    新聞部からは「演劇部の桜坂さんらしいですね」とコメントされる。また、しずくが次の演劇の主演を務めている事にも触れ、応援するのであった。


    しかし、しずくは演劇部部長(以下、部長)より主演を下ろされてしまう。

    部長はしずくに今回の役は自分の事をさらけ出すように演じて欲しかったみたいなのだが、しずくは自分をさらけ出して演じる事が出来ず不適格と判断した結果だった。しかししずくは主演を諦める事が出来ず、部長に懇願。部長はしずくの意向を汲み、主演の再オーディションを行う事になったのだった。


    再オーディションに向けて演劇の練習に励むしずく。しかし中々上手くいかないのか、落ち込んだ素振りを見せていた。その光景をかすみが目撃しており、以後かすみはしずくの事を気にかけるようになる。


    同好会メンバー全員で、先ほどの取材内容が反映された校内新聞を見る。自分達のインタビューや写真を見てはしゃぐメンバー達。しずくも一緒にはしゃいでおり、しずくの事を気にかけていたかすみも一度は安堵する。


    しかし侑が校内新聞で演劇部の事が紹介されている事に触れてしまい、しずくが一瞬曇った表情を見せてしまう。しずくが主演で演劇をする事にも侑が触れ、同好会メンバーがしずくの演劇を見に行くと伝えると、作り笑いでその場を濁すしずくであった。


    心配をかけたくないしずくとしては(恥ずかしい気持ちもあったかも知れないが)、本当は主演をおろされている事を同好会メンバーに話す事が出来なかったのである。しかし、かすみだけは一瞬しずくが出してしまった曇った表情に気づいていた。


    かすみはしずくが落ち込んでいるのではないかと璃奈に相談する。璃奈は分からない態度を取るものの、その場に一緒にいた璃奈の友人が、しずくが主演を下されてしまった事を教えてくれる。しずくが落ち込んでいる原因が分かったかすみは、璃奈と協力してしずくを励ます事にしたのだった。


    一緒にパンケーキを食べたり(かすみがしずくにパンケーキを食べさせてあげている)、各々が好きな場所を巡ったり、三人で一緒に写真を取ったり、お台場を満喫する三人。


    キッチンカーでどのドリンクを頼もうか悩んでいるかすみを他所に、演劇のポスターを眺めているしずくに声をかける璃奈。そこで璃奈がポスターのような演劇が好きだから、演劇を始めたのかとしずくに質問する。


    しずくは好きな事も理由だが、それ以上に自分の事を忘れる事が出来るからと璃奈に思わず本心を少し話してしまう。この時のしずくは主演を下されてしまった上に、誰にも相談する事が出来ない状態でいた。しずく自身参っており、つい話してしまったのだと思われる。璃奈に本心を話してしまった事にすぐ気づいたしずくは、璃奈に今の話を忘れて欲しいとお願いするのであった。


    二人の会話直後にドリンクを選び終えたかすみがやってくる。しずくが落ち込んだ顔をしていたと思ったのか、励ますかすみ。そこでかすみはしずくが主演から下された事を知っている事を話してしまう。主演を下されてしまった事を二人に知られたくなかったしずくは、更に落ち込んだ表情を見せる。


    しかし、かすみは主演から下された事を隠さなくても良いじゃないかとしずくに伝える。応援だってするし、相談だってのるとしずくの力になりたい意思を全面的に伝えるかすみ。しかし、しずくは本心としてはかすみを頼りたかったものの、打ち明ける勇気がなくその場から立ち去ってしまうのであった。自分をさらけ出せない自分自身の事が嫌になり、その場にうずくまってしまうしずく。


    頑なに悩みを打ち明けないしずくに対し「しず子があんなに頑固だったなんて」と、しずくの事が理解出来ないかすみ。そこでしずくの気持ちを聞いており、自身も似たような経験がある璃奈が今のしずくに一定の理解を示す。


    今の自分が嫌で一歩を踏み出す事が出来なかった璃奈。そんな自分を引っ張ってくれたのが愛であり、同好会の皆が励ましてくれた事でライブを行う事が出来た事をかすみに伝える。しずくにも引っ張ってあげる存在が必要なのではないかと、かすみに伝えようとした直前で、かすみはしずくの元へ走り出すのであった。


    一人で塞ぎ込みながら演技の練習をしているしずくを見つけるかすみ。勢いできてしまったかすみは、不器用ながらもしずくの事を心配している素振りを見せる。それでもしずくは作り笑いで大丈夫だから、とかすみに本心を話さない。かすみの言うとおり、相当頑固者である。


    そこでかすみは自分の顔としずくの顔を思い切り近づけてしずくの事を見つめると言う、大胆な行動に出る。このシーンを見てキ○をするのでは・・・?と思った視聴者も一定数いたのか、これをネタにしたイラストも散見された。


    センシティブな作品「大好きだから」


    すると目が腫れている事にかすみが気付き、しずくが泣いてしまうほど悩んでいる事がある事に気づく。

    大丈夫と口では言っていたのに、悩みをずっと隠していたしずくに対してかすみは


    「そんな顔で隠そうとしないでよ!私としず子の仲でしょ!?」


    と、しずくに自分の想いを強く伝える。

    かすみの想いがようやく届いたのか、しずくは自分の悩みを打ち明けていく。


    小さい頃からずっと昔の映画や小説が好きだったが周りにそんな人はおらず、自分だけだったため不安を感じていた。小さい頃は自分をさらけ出していたようなのだが、映画や小説の話をすると周りから変な目で見られてしまい、他者から嫌われる事を怖れるようになってしまった。


    この経験がしずくのトラウマになってしまい、他の事でも人から違うと思われる事が怖くなってしまったため演技を始めたとの事だった。みんなに好かれる良い子のフリをする事で精神的に楽になれたと。


    しかし今度の役は自分をさらけ出さないと演じる事が出来ない。しかし、ずっと他者から嫌われる事を恐れ、良い子を演じ続ける事で精神を保ってきたしずくは


    「自分をさらけ出す事なんて出来ない、さらけ出せないならスクールアイドルにも役者にもなれないよ!」


    と嘆くしずく。

    そんなしずくに対し、かすみが真っ先に向けたのは


    「な〜に・・・甘っちょろい事言ってんだぁー!!!」


    と言いながら、渾身の右ストレートパンチ・・・ではなく、デコピンをしずくにお見舞いし活を入れていく。


    「嫌われるかも知れないからなんだ?」

    「かすみんだってこ〜んなに可愛いのに、褒めてくれない人が沢山いるんだよ?」

    「しず子だって、かすみんに可愛いって言ってくれた事ないよね?」

    「しず子はどう思ってるの!?」


    火がついたように、しずくに怒涛の言葉を浴びせていくかすみ。

    可愛いか可愛くないか詰め寄るかすみに、控えめに可愛いんじゃないかと伝えるしずく。


    可愛いと言ってくれたしずくにほら、言ってくれたじゃん!とご満悦なかすみ。

    そこでかすみは、しずくに自分をさらけ出してみなよ!と提案する。


    やや強引なやり方に見えるかも知れないが、かすみは自分のことをしずくにさらけ出す事で


    「相手がどう思うかは、自分をさらけ出してみないと分からない」

    「まさに今、しず子だってかすみんの事を可愛いって言ってくれた」


    とかすみ自身がしずくにお手本を見せたのだ。まず怖がってないで自分をさらけ出してみようよ!と。かすみなりにしずくの後押しをしているのである。


    たじろぐしずくに対し、更にかすみはしずくが意外と頑固なところも、意地っ張りなところも、本当は自信がないところも全部出そうと提案する。しずくは少し照れながらも、かすみが全く自分の事を褒めてないくれない事に対し不服そうにしていると


    「もしかしたら!しず子の事を好きじゃないって言う人もいるかも知れないけど」

    「私は!桜坂しずくのこと大好きだからっ!!!」


    と、かすみはどんなしずくであっても、他にしずくを嫌う人がいたとしても、私はしずくの事が大好きだから心配しなくて大丈夫と気持ちを伝えるのだった。


    ここで重要なのは素のかすみとして気持ちを伝えている所である。


    「かすみん」ではなく「私」として。

    「しず子」ではなく「桜坂しずく」が大好きだと、素の中須かすみとして、素の桜坂しずくを肯定する。


    かすみのしずくに対しての真摯な言葉遣いからも、大好きな気持ちがあまりにも伝わってくる名シーンである。


    かすみの真摯な言葉がしずくに届いたのか、しずくは頬を染めてかすみを見つめるのだった。あまりにも嬉しかったのか感激してしまったのか、かすみに言葉を返す事が出来ないしずく。そんなしずくを見て、かすみは自身の行動に気恥ずかしくなってしまい、しずくを置いて去ろうとするのだった。


    しずくは一旦かすみを引き止めるものの、かすみは照れながら「かすみんにここまで言わせたんだから、絶対オーディション合格してよね!!!」と、最後までしずくを激励しつつ、しずくを置いて去るかすみ。かすみの想いにより、しずくの心も晴れた模様。無事に再オーディションに合格し、主演を勝ち取った。


    しずくの演劇当日。

    かすみはしずくの演技を同好会の皆と見に行く。開始前から「頑張れしず子」と見守っている。


    そこには嫌われる事をおそれず、存分に自身の演技力を発揮するしずくがいた。

    「嫌われるかも知れない」「けど、好きだって言ってくれる人もいた」と演技するシーンがあるが、

    「好きだって言ってくれる人」は、おそらくかすみの事である。


    挿入歌「Solitude Rain」も披露され、演劇は大成功で終わった。

    かすみは同好会の誰よりも拍手をしており、目を輝かせながらしずくの演劇に対して感動しているのだった。


    最後にしずくが新聞部のインタビューに答えるのだが


    「本当の私を見てください」


    と、返答内容が冒頭と変わっている。しずくの心境の変化が分かる一言である。


    余談。


    非常に濃厚なしずかす回であるが、虹ヶ咲1年生の絆も描かれており、色々詰め込みまくりな回であった。


    またかすみとしずくの絡みは想像以上に刺激的だったようで、Twitterの検索予測に「しずかす キス」「しずかす 告白」など、甘い検索結果が出てくる状態がしばらく続いた。気になった人はpixivで「しずかす」でイラストや漫画で検索すれば、当時の雰囲気が少しは分かるかも知れない。


    1期(8話以外)編集

    第2話「Cutest♡ガール編集


    同好会の廃部に納得できないかすみ。そこでかすみは生徒会室から、廃部になった事で生徒会長に回収されてしまったドアプレートを取り戻そうとする。


    その作戦は生徒会長を生徒会室から離れさせ、離れているうちに生徒会室に置いてある(と思われる)ドアプレートを回収してしまおうと言うもの。璃奈から勝手にはんぺん(璃奈が大切にお世話している猫)を借り、はんぺんを利用して生徒会長を生徒会室から追い出すことに成功。ドアプレートを回収する事に成功はするのだが・・・。


    既に同好会の部室はワンダーフォーゲル部のものとなっており、同好会の部室は使えない状態になってしまっていた。ドアプレートを取り戻し、同好会の部室に置き直せば部室を取り戻せると踏んでいたかすみは落胆するのであった。


    その後、しずくと一緒に食堂で隣り合わせの席で一緒に過ごす。一般的には対面の席で座ると思うのだが・・・。この場面だけで2人の距離の近さが分かるワンシーンである。上記出来事をかすみがしずくに話したのか、しずくはかすみを気遣い頭を撫でて慰めてあげるのだった。


    スクスタでもしずくはかすみの頭を撫でており、スクスタでの二人のやり取りが好きな方は嬉しいワンシーンである。


    余談になるがこの後にかすみはしずくと別れ、侑と歩夢にコッペパンをあげるシーンがある。つまりコッペパンを二つ持っている。


    一人で二つ食べている可能性もあるのだが、アニメ8話の昼食のシーンで写っているかすみのコッペパンは一つのみ。もしかしたら、しずくにあげるために二つコッペパンを用意していたのかも知れない。


    第3話「大好きを叫ぶ編集


    ミステリアスな果林に怯え、しずくの後ろに隠れるかすみ。後ほど親交を深める意味も込めて、果林にコッペパンを提供するのだが、そのコッペパンの取り出し場所がしずくの・・・ファンの間で少しネタになった。後はアニメで確認してみて欲しい。


    第4話「未知なるミチ編集


    かすみのスクールアイドル概論に愛と璃奈と一緒に参加するしずく。

    愛がかすみから「スクールアイドルに大切な事は何ですか?」と質問された際に「分からない」と回答したところ、かすみがまさかの「正解!」を出し、理由が分からないしずく。


    かすみの意図を汲み取れないしずくに対して「あれ〜?しず子、分からないんですかあ?」とかすみが煽ると、しずくは膨れっ面で対応。メガネをつけたかすみと、しずくの膨れっ面は必見である。


    4話の好きなしずかす


    物語後半、同好会メンバー全員で朝練をするのだが、かすみとしずくが一緒に登校している事が分かるシーンが描かれている。


    第5話「今しかできないことを編集


    同好会の皆で一緒に記念撮影をする時、しずくがかすみの肩に手をかけて撮影に応じている。


    第6話「笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝)編集


    同好会に来なくなってしまった璃奈を心配し、全員で璃奈の家に向かう。その時、しずくがかすみの手を両手で掴み、引っ張り上げて璃奈の元へ一緒に向かうシーンが描かれている。


    第7話「ハルカカナタ編集


    彼方の妹である遥が同好会を見学しにくる。

    かすみは他校の生徒である遥を敵対しており、同好会が遥に見くびられないように自分が証明する事をしずく達に意思表明していた。そんなかすみの表明に「(他校のスクールアイドルは)ライバルではあっても、敵ではないのでは?」と諭すしずく。


    遥が来るやいなや、ぶりっ子全開の自己紹介をするかすみ。この自己紹介を見て先代のあの人を思い浮かべた人も多いのではないだろうか。全力でかすみは自己紹介をするものの、遥だけではなく同好会メンバー全員に無視をされてしまうのであった。しずくも例外なく無視している。


    遥が同好会の見学を終えた後、かすみはお手製のコッペパンを振る舞っており、遥が美味しく食べている所を見ると満足気な表情を見せるのであった。口では遥の事を敵と言いつつも、本心では非情になり切れないかすみを見て微笑むしずく。


    その後もかすみとしずくはお互いに仲良く談笑している光景が見られる。二人の仲の良さが垣間見える一話である。


    第9話「仲間でライバル編集


    遥から「一緒にDIVERFESに出ませんか?」と提案が来る。

    だが披露できる曲に制限があり、同好会からは1人しか出場する事ができないとの事。


    メンバー同士で誰が代表として出るか、様子を窺いつつ全員が立候補しようとするところで、かすみとしずくは同時に手をあげて立候補しようとする。お互いの心境を理解したのか、愛想笑いを返す二人。


    第10話「夏、はじまる。編集


    テストで22点を取ったかすみに猫のような仕草をしながら「にゃんにゃん、かわいいじゃん」と煽る、それに対しやや呆れ顔のかすみ。

    合宿中、かすみの企みで璃奈と共にお化けのドッキリを一緒にやるが、三年生に返り討ちに合い、揃ってせつ菜に叱られた。


    第13話「みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル)編集


    スクールアイドルフェスティバル開幕前、かすみがしずくに髪がおかしくないかを問いかけ、笑顔で「かわいいよ」と返し、かすみも笑顔になった。


    ステージイベントとして、移動かすみんステージ(コッペパン同好会作)に乗り込んだかすみが悪役となり、しずくが正義のヒロインとしてせつ菜に加勢、せつ菜 スカーレットストームでかすみは退却した。


    休憩するかすみの横に座ったしずくは、かすみの髪を整え「演劇祭(8話)のお礼」と、月と星の髪飾りをプレゼントし、かすみははにかむような笑顔を浮かべる。1話から他の媒体でかすみの特徴の一つとも言える髪飾りが無いことに視聴者から疑問が呈されていたが、最終話でしずくからのプレゼントと言う形で伏線が回収された。


    2期編集

    第10話「かすみん☆ワンダーツアー編集

    栞子ランジュミアが加わった同好会の仲を深めるため、かすみん部長は合宿を行うことに。

    「しず子の家って広いよね。みんなで泊まれる?」

    と、しずくの家に行ったことがあるかのようなかすみ。

    しずく邸の大きさにメンバー達が驚いている中で、かすみだけがドヤ顔をしていた。


    横浜から鎌倉に向かう電車の座席で、二人で寄り添って眠るシーンあり。

    しずくが座席の半分を超えてかすみ側に密着している。


    皆が寝入る中で翌日の計画を練るかすみだが、座っている机は4話のラストでしずくが使っていたもの。

    隣で見守るオフィーリアも慣れた様子で、割と何度も来ていることが窺える。


    アニメ楽曲編集


    オープニングテーマ「虹色Passions」編集


    イントロ中に虹ヶ咲メンバーのカットが流れるのだが、かすみとしずくがお互いにハグしあっているカットが挿入されている。


    その直後に「青空(かすみ)」「雨上がり(しずく)」「希望の風吹いて(しずかす)」と2人で一緒に歌うパートに入るのだが、MV中でも一緒に手を取り合って踊っており、これでもかと言うくらい二人の可愛さが溢れるパートになっている。


    MVやカットに目が行きがちになってしまうかも知れないが、ここでは二人の歌声のハモり具合も素晴らしいため、ぜひ耳を澄ませて聞いて欲しい。


    二人の歌うパート終了直後にかすみの部屋でかすみ、しずく、侑がパジャマパーティをしているカットも挿入されており、お互いの距離の近さが本曲中でも分かるようになっている。なお二人が一緒に踊るシーンはお互いに照れ合っている部分も・・・。コマ送りで映像を見てみると分かりやすい。


    二人の歌っている場所は「有明西埠頭公園」の一角。「東京ビッグサイトの南展示棟の近く」にある。推しの人は聖地巡礼に赴いては如何だろうか。



    エンディングテーマ「NEO SKY, NEO MAP」編集


    季節が夏なのか、暑がっているかすみに微笑みかけるしずくが描かれているシーンがある。

    二人のカットがある場所は2話にてかすみが歌を披露した「潮風公園」である。


    にじよん編集


    虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の日常を描いた公式4コマ漫画。漫画はミヤコヒトさん。

    原作(スクスタ)同様に仲良く描かれているが、かすみの悪戯や悪巧みはこちらの方が顕著に描かれている。そのため、かすみに対して原作より厳しめに接するしずくが描かれることも。


    シーズン1 ~ シーズン2にかけてはかすみがしずくに悪戯や悪巧みを仕掛ける事が多かったが、シーズン3からは逆にかすみがしずくにツッコミを入れたり、しずくがかすみをからかう事もあり、描かれ方の幅が広がっている。


    にじよん シーズン1編集

    • #02「どっち」

    演劇部について楽しそうに話すしずくに対し「もぉー!!!しず子は演劇部とスクールアイドル同好会のどっちが大事なの!?」と演劇部に対してやきもち?を焼いてしまうかすみに困惑するしずく。


    • #55「役作り1」

    かすみを演じるしずく。しずくはかすみの事を可愛いスクールアイドルを演じていると思っているらしく、演技の参考にするためにかすみを演じてみているとのこと。


    しずくがかすみに可愛いか尋ねると、かすみはその演技にやや苛立っている様子。

    果林に普段のかすみも今のしずくと似たような感じだと指摘されると、しずくの演技にフォローを入れるのだった。


    しずくがかすみを演じている時に自分の事を「しず子」と呼んでおり、何気にかすみのあだ名を気に入っているのかも知れない。


    ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「にじよん」単行本発売記念1コマ総選挙!~あなたのイチオシ1コマはどれ?~」では、4位に輝きグッズ化もされた。


    • #56「役作り2」

    かすみを演じているしずくをノリノリで可愛がる同好会のメンバー。最初こそかすみになり切って応答するしずくだったが、耐えきれなかったのか途中で演じる事を放棄してしまった。


    にじよん シーズン2編集


    • #79「ドッジボール1」

    球技が苦手なしずくに対し、知った上でドッジボールへ誘うかすみ。


    • #82「同好会2」

    ライブの準備をする歩夢に対して、サポートしてくれる同好会メンバー。

    かすみはライバルに塩を送る気はないと突き放す言動をするものの、実はライブのビラを作ってくれており、せつ菜と果林に見破られてしまう。慌てるかすみに対し、その光景を見て微笑んでいるしずく。


    • #89「記憶喪失1」

    記憶喪失役の練習をしているしずく。そんなしずくに対し、実はしずくが自分の子分だったと、演技中のしずくを利用し、パンを買ってきて欲しいと要求する。あっさり演技をやめてかすみの思惑を回避するしずくだった。


    • #90「記憶喪失2」

    果林から記憶が戻るキッカケはキスと提案されると好意的に受け取るしずくだったが、その案に断固反対するかすみ。


    • #101「記憶喪失3」

    しずくの演劇をみた同好会メンバー。かすみは号泣してしまったようだが、泣いた事を隠そうとするのだった。


    • #102「記憶喪失4」

    しずくの飲み物を激苦ドリンクに差し替えて悪戯しようとするかすみ。

    だが差し替えている最中にしずくに見つかってしまい、彼女の逆鱗に触れてしまう。


    • #「せつ菜と果林と大好き4」

    せつ菜と果林がお互いに褒めあっているのを見て、かすみが2人とも負けず嫌いなんですからとコメントするのだが、そんなかすみに対し物言いただけなしずく(かすみも非常に負けず嫌いのためだと思われる)。


    にじよん シーズン3編集

    • #03「紹介動画3」

    しずくが熱く紹介動画を撮る際のシチュエーションについて話すのだが、映画を撮る訳ではないと、暴走するしずくを静止させるかすみ。


    • #07「紹介動画7」

    エマの紹介動画に対して凝った編集を提案するしずくに対し、そんなに凝らなくてもと反論するかすみ。


    • #08「紹介動画8」

    本気でゾンビの演技をするしずくに対し、かすみがガチ過ぎるからとツッコミを入れる。


    • #18「リスペクト4」

    順番にメンバーの良い部分をリスペクトしていくメンバー。順番的にかすみがしずくをリスペクトしていく流れかと思いきや、自分自身をリスペクトしようとするかすみ。


    そんなかすみに対して愛と果林がしずくをリスペクトするべきではないかと突っ込むのだが、遠慮するしずく。自分がかすみに認めて貰えるものを持っていない事が悪い、もっと努力できていたらと落ち込んでしまう。


    落ち込んだしずくを前に、かすみはそんな事はないと断言する。

    いつもしずくが頑張っているのを見ていて、演劇もスクールアイドルも両立出来ていて偉いと次々としずくをリスペクトしていく。


    そんなかすみに対して、喜んだ表情をするしずく。しずくはかすみの素直な気持ちを引き出すために、ワザと落ち込んだフリをしていたのだった。


    がさらじ編集


    虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の公式ラジオ。本項ではこのラジオの中で放送されるラジオドラマ部分のみまとめる。


    にじよんと同じくかすみの悪戯や悪巧みは原作より顕著。ただ、その悪戯や悪巧みが大した事がない、あるいは悪戯ですらなかったりする(シャープペンの芯を入れ替えたり、アルバム作りだったり)。


    しずくとの関係は一緒にDVDを見ていたり、しずくが落ち込むかすみの事を気遣ったり、互いに遠慮のないやり取りをしたり、かすみとの触れ合いを楽しんでいるしずくの様子も描かれており、関係自体は非常に良好に描かれている。


    また、それぞれ別の一面を見る事ができる。

    しずくはかすみの前ではムキになると子供っぽくなったり、映画にのめり込み過ぎて泣き疲れてしまう等、普段は真面目なイメージから一転して年相応の女の子としての一面を見る事ができる。


    逆にかすみは上述の泣き疲れたしずくの面倒をみたり、エマの花の面倒をみたりと普段の子供っぽいイメージから一転して面倒見の良い一面を見る事ができる。


    リニューアル後の「ラブライブ!虹ヶ咲学園 〜 おはよう放送室 〜」以降のドラマではかすみの性格をスクスタ準拠にしたのか、他メンバーに対しての悪戯や悪巧みはほとんど見られない。むしろしずくに対しては彼女が喜ぶコッペパンを提案したりと優しい一面を見せている。しずくもかすみの悪巧みな部分がないからか、かすみに対して以前より優しくなった。


    ラブライブ!虹ヶ咲学園 ~お昼休み放送室~編集

    • 第15回 (虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 2章5話 「最先端で何でも解決!?」)

    一年生の日常会。

    璃奈からプログラムとプログラミングについて説明を受けるかすみとしずく。色んな物を便利にするのがプログラムで、それを作るのがプログラミングと璃奈は2人に分かるレベルで説明するものの、2人はそれを拡大解釈。


    早く起きれるようにして欲しい、セリフを早く覚えられるようにして欲しい、部屋が汚れないようにして欲しい、愛犬が何でも物を加えないようにして欲しいなど、願望をお互いに言い合って璃奈を困らせるのであった。


    しずくは勉強はできるが理数系に関しては苦手と本ドラマ中でも話していた。少なくともプログラミングに関しては、かすみと同レベルな事がよく分かるドラマになっている。


    • 第22回 (虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 3章4話 「突入!マダムタッソー!」)

    有名な女優の等身大フィギュアを見れると言う事で一緒に同行しているかすみ、歩夢以上にはしゃぐしずく。かすみ曰く普段以上にしずくのテンションが非常に高く、数々のフィギュアに目移りしてテンションを上げていく彼女に難色を示していた。


    そんなかすみに気分を削がれたのか「じゃあかすみさんとは一緒に写真を撮ってあげない」と小学生のような対応をするしずく。かすみが一緒に写真を撮りたい意思を伝えると、結局一緒に写真を撮ってあげることに。


    女優のフィギュアを背景に3人で写真を撮ることになるのだが「このモデルさんより自分が可愛く映ったらどうしよう」と話すかすみに「それは多分ないと思うよ」と容赦の無い一言をかすみに浴びせるしずくだった。もう少しかすみにフォローしてあげても良さそうなのだが。


    最初は普段以上にはしゃぐしずくに難色を示していたかすみだが、過去にしずくと過ごした経験から「夢みがち」「物語に入り込んだしず子は子供みたい」とはしゃいでいたしずくに対して一定の理解を示す。


    その経験とはしずくと一緒に映画のDVDを見ていたら、ズビズビ泣いたしずくに抱きつかれたため、頭をヨシヨシしてあげたら寝てしまったとの事。そのまましずくはかすみに面倒を見て貰ったようだ。


    しずくはかすみにこの事は秘密にして欲しいとお願いをしていたのにもかかわらず暴露されたので困惑するものの、かすみはいつまで秘密にするかは約束していないと屁理屈を言うのであった。かすみはかすみで容赦ない。


    この後もかすみと歩夢と共にマダムタッソーを楽しむしずくであった。


    普段は真面目で責任感が強いしずくがかすみに対しては年相応(?)の態度を見せたり、一緒に映画のDVDを見て過ごした事や、互いに遠慮のないやり取りをしていたりと2人の距離の近さが良く分かるドラマである。


    • 第25回 (虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 4章2話 「お世話になります♡」)

    同好会の皆に自分の悪戯についてからかわれた事で逃げ出したかすみに対して、後でフォローしておくと伝えるしずく。


    • 第26回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 4章3話 「かすみの秘密」)

    かすみの紹介回。

    しずくがかすみの物真似をしたり、エマの植物に水をあげたのはかすみではないか?と同好会内で話が上がった際には「かすみさんは見て見ぬ振りができないところがある」と評しており、かすみの人の良さを理解している一面をみる事ができる。


    何気にしずくのかすみの物真似が上手かったりする。


    • 第27回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 4章4話 「愛すべきペットたち」)

    一年生の日常会。

    お互いのペットを紹介し合うしずくと璃奈。しずくは大型犬のオフィーリア、璃奈は自分が作ったペット猫型ロボット(ドラ○もんではない)のアランについてお互いに自分のペットの魅力を語り合う。


    璃奈のアランに「写真撮影機能」がある事が分かると、璃奈に部室まで連れてきて欲しいとお願いするかすみ。璃奈が理由を問うと「同好会の皆の恥ずかしい写真を撮ってアルバムにしたいから」との事。


    かすみが悪巧みをしていると思い、最初はアランを連れてくる事を拒否する璃奈。しずくが「アルバムを作ってどうするのか」アルバムの利用意図を聞くと「休憩時間に皆で見せ合いっこをする」と、悪巧みでも何でもなく、ただ思い出作りをしたかっただけと発覚。


    かすみの本当の意図を理解した璃奈はアランを連れてくる事を承諾してくれるものの、アランを利用して同好会の皆に一泡吹かせたかったかすみの計画は破綻してしまった(本人は悪巧みのつもりだったらしい)。


    結局悪い事ができないかすみに見かねたしずくは「かすみさんに悪戯は荷が重いのかも知れない・・・やめたら?」と助言するものの、同好会の皆に一泡吹かせる事を諦め切れないかすみであった。


    • 第33回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 6章1話 「暑さを吹き飛ばそう」)

    暑さに耐えられないかすみ。そこでしずくが怪談話を提案し、迫真の演技で話始めるのだが、かすみが怯えてしまったので却下される。


    • 第35回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 6章3話 「絶対絶対、この水着!」)

    同好会の皆でプールに行くことが決まったためかすみ、しずく、せつ菜の3人で水着を買いに行くことに。


    そこでかすみは自分だけが可愛く見えるようにするため、しずくとせつ菜には変な水着をオススメする事を思いつく。普段のしずくを見ていればまず上手くいかなさそうなのだが・・・。


    三人で水着を選んでいると、せつ菜がラーメン柄という非常に個性的な水着に目を奪われる。

    ここぞとばかりにラーメン柄の水着をオススメするかすみだが、やはりしずくに意図を見抜かれてしまい、作戦は未遂に終わる。ここで初めてしずくが「めっ!」と子供を叱るような物言いで、かすみを叱る様子が描かれている(このやり取りは、今後他メディアで度々使われる)。


    せつ菜に(かすみの認識としては)変な水着をオススメした事を謝るかすみ。せつ菜がかすみに対して怒った態度を取り、怯えたかすみを見かねたしずくがかすみを許してあげて欲しいとフォローに入るのだが・・・。


    実はせつ菜はかすみに怒っておらず自分自身に対してだった。せつ菜が目を奪われたラーメン柄の水着はせつ菜の大好きなアニメのグッズであり、それを見逃していた自分に対して腹を立てていたのだった。


    本気でラーメン柄の水着を選ぶせつ菜を見て、全力で止めに入るかすみ。本来かすみにとっては好都合のはずなのだが、本気で変な水着を選ぶせつ菜を見て我に返った模様。暴走するせつ菜をしずくと共に止める事に。波乱の水着選びになってしまったのだった。


    ラブライブ!虹ヶ咲学園 ~おはよう放送室~編集

    • 第57回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 「愛の挨拶運動」)

    同好会の皆が雑談していると、早朝のせいか寝ぼけているかすみ。そんなかすみに対し、しずくは「朝から学園の皆に、可愛いかすみさんを見せてあげるんでしょ?」と声をかけた途端に目が冴えるかすみだった。


    しずくがかすみの扱い方をよく理解している事が分かる一幕である。


    • 第60回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 「一石何鳥?」)

    朝活について、活動報告をしていく同好会のメンバー達。

    活動のご褒美として、かすみもエマに頭をナデナデして貰いたかった気持ちを話すと、その場でかすみにナデナデをしてあげるエマ。


    「しず子のナデナデとはまた違いますね〜」と、かすみがエマのナデナデを満喫していると、「じゃあ今後はエマさんにやってもらう?」としずくがヤキモチを焼いてしまう。


    それは困る!としずくに今後もナデナデして貰いたい意思を伝えるかすみであった。しずくもかすみにナデナデしてあげる事は、非常に好んでやっている事が窺える。


    • 第63回(虹ヶ咲学園スペシャルラジオドラマ 「やりたい事、夢いっぱい」)

    夏祭りで出店を出すことになった同好会。

    食べ物で出店を出すチームと、食べ物以外を出すチームで分かれる事になる。


    かすみは食べ物チームになるのだが、おみくじをやりたかったらしく落ち込んでいるところをしずくが「食べ物にそれっぽい要素を入れたらいいんじゃない?かすみさんはお料理得意でしょ?」とフォロー。


    フォローしてくれたしずくの気持ちが嬉しかったのか「ワンちゃんっぽいのも作るね!」とかすみが提案。「一緒に作ろうね!」と嬉しそうに賛同するしずく。


    話し合いで食べ物チームはコッペパンを作る事に。

    かすみが「カスタードクリームでオフィーリアっぽいの作ってあげる!」とコッペパンでワンちゃんっぽい物を作る事を提案すると、子供のようにはしゃぐしずく。かすみの名前を呼びながら抱き付いてしまう程、嬉しかったようだ。


    二人の仲が非常に良好な事が窺えるドラマである。



    関連動画編集

    • にじよん 「リスペクト4」


    • スペシャルドラマ かすみのプワプワ・ドリームランド


    キャストとしての2人編集

    中の人同士(前田佳織里相良茉優)も非常に仲が良く、正月休みは、前田宅にてふたりきりでまったり過ごすのが毎年恒例となっていが、2022年始は、カウントダウンライブ終わりで、他のメンバー数名も一緒に居たらしい(ただし、他のメンバー帰宅後に2人きりの時間があった模様)。この件が元かは不明だが(?)、2期10話(後述)での桜坂家でのお泊まり会に発展した。


    そして前田の番組「前田佳織里の世界攻略計画」の誕生日特番のゲストに相良が招かれた際、ついに相良が「声優を引退してもずっと友達でいて欲しい」という実質的な「一生の友達宣言」をして泣かせてしまうほどの関係に進展。キャラだけでなく、キャストとしての2人の関係にもさらに注目したいところ。  (勿論ここでも、ラブライブ関係の話題あり)


    関連タグ編集

    ラブライブ! 中須かすみ 桜坂しずく 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会


    King&Prince:現在1月23日生まれと4月3日生まれの組み合わせで構成されている

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