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そうだ英雄。お前が、殺した。

そうだいおおまえがころした

「そうだ英雄。お前が、殺した。」とは漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』120話の本誌掲載時に登場したアオリである。
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注意

この記事では「機動戦士ガンダムサンダーボルト」の未アニメ化部分のネタバレを含みます。

概要編集

「サンダーボルト」120話がビッグコミックスペリオール本誌で掲載されたときに登場したアオリ。

ある事情から茫然自失となったイオ・フレミングのコマ横に掲載されているが、その状況を説明するにはその前から話をしなくてはならない。


ペガサス級強襲揚陸艦「スパルタン」の乗員であるイオ、彼はサイコ・ザク復活の阻止と、そして行方不明だった幼馴染にして、現在は南洋同盟の指揮官として敵対しているクローディア・ペールの確保を目標として、南洋同盟を追っていた。

そして南洋同盟の重要基地であるタール島火山基地の決戦において、ジオン残党軍を裏切り、南洋同盟へと鞍替えしたダリル・ローレンツのサイコ・ザク試作機と再び相まみえる事になる。

激闘の末にダリルを撃墜寸前に追い込むが、援軍に現れたザクタンクに阻まれてしまう。そのザクタンクが新型のサイコ・ザクを持ってきていることに気づいたイオは、ダリルと決着をつけるべく武装がビームサーベルのみという状況でザクタンクを強襲。

粘るザクタンクを仕留めるためにビームサーベルを突き出すが、最初の強襲でできたザクタンクの装甲の隙間から、撃墜直前に乗っている人物が、探していたクローディアであることにイオは気づく。

攻撃モーションに入っていたイオにはそれを止める時間はなく、彼女を助けようとしたダリルの行動も空しく、ビームサーベルはザクタンクのコクピットに直撃。イオはクローディアを手にかけてしまう。


そしてアオリの登場した120話。クローディアを手にかけたことを時間と共に実感するイオは、撤退するダリルや援軍に駆けつけた仲間の声も聞こえぬまま、涙や鼻水、涎まみれになるのも構わず呟き続けていた。


「おれが… ころした… クローディアを… おれが…」


そして120話のラストシーンとなった茫然自失のイオのコマ横にある小さな余白に、


そうだ英雄(イオ)。お前が、殺した。


とアオリが書かれ、120話は締めくくられるのであった。


余談編集

この言い回しは評判を呼び、該当回が掲載された単行本14巻発売時の宣伝にも利用されている。


関連タグ編集

機動戦士ガンダムサンダーボルト

イオ・フレミング クローディア・ペール ダリル・ローレンツ

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