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ムーア同胞団

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むーあどうほうだん

『機動戦士ガンダムサンダーボルト』に登場する連邦軍内の派閥。主人公の1人であるイオ・フレミングも所属している。

概要

機動戦士ガンダムサンダーボルト』に登場する地球連邦軍の派閥。

一年戦争序盤の一週間戦争にてジオン軍による電光石火作戦を受けて壊滅したコロニー群サイド4ムーア出身者で構成されているスペースノイドによる部隊である。ムーアの再興を夢見て、故郷の成れの果てである「サンダーボルト宙域」奪還戦に志願し、連邦に貢献する事で連邦内での発言力を高めようとしている。

ガンダムや大量のGMガンキャノンなどを保有するほどの資金力を有しているが、反面ほとんどが志願兵なのでイオを除くと練度はあまり高くなく、戦果を焦る上層部に応えた稚拙で拙速な戦術を取ったせいで損耗率が高く、ベテランパイロットは全滅してしまう。彼らは亡くなったムーア首長の息子であるイオが華々しく戦死して連邦への貢献の象徴となるように仕向けるつもりで彼をフルアーマーガンダムのパイロットに指名した。最終決戦時にはどう見てもホワイトベース隊より若い少年兵女性兵まで投入する有様(基金を受ける条件として兵役を求められたらしい)で、「金だけはあるが兵がヘナチョコ」という連邦の悪しきステレオタイプこれ以上ないくらいに示すこととなった。

最大の宿敵であるリビング・デッド師団を制圧寸前まで追い込むも、虎の子のサイコ・ザク投入で状況は一変し、ダリル・ローレンツの駆る同機によりあっという間に艦隊が壊滅してしまう。血で血を洗う泥沼の白兵戦、イオとダリルの壮絶な相討ちもあり、結果的にLD師団ともども壊滅し、ジオン軍セイレーン師団により拿捕された。

その後、ア・バオア・クー最終決戦のどさくさに紛れてイオが脱走した事を契機に脱出作戦が行われ、直後に終戦を迎えて連邦軍に合流。

終わってみれば全艦撃沈、将兵大部分が戦死、ガンダムは大破してジオンに盗まれるという事実上の完全崩壊を迎え、残党はフレミング財団によって復興したサイド4に戻り、イオを始めとした実戦部隊は地球圏に未だくすぶるダリルを含むジオン残党軍並びに第三勢力たる南洋同盟征伐の為にスパルタン隊に合流した。またフレミング財団はアトラスガンダムの開発にも資金を投入している。

主な所属者

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