曖昧さ回避
- 蕎麦を茹でた後の湯。本稿で解説
- バイトあるあるなどを投稿している動画投稿者 → そば湯(TikTok)
概要
蕎麦を茹でた後の湯には蕎麦の水溶性栄養素が流出しており、その成分を摂取するために飲用する慣習が生まれた。
特にもりそばやざるそばといった冷たい蕎麦を食した際に好まれる。
なおカップやきそばの湯をスープ用にする慣習もあり、一部のメーカーではこれを考慮した商品を開発している。
蕎麦屋の湯桶(ゆとう)
蕎麦湯を入れる器は湯桶(ゆとう)といい昨今では軽い、割れにくい、熱くなりにくい、保温力高いなどの理由で漆器製が主流(陶器製が明治からの代替品だった)である。また湯桶自体も、蕎麦屋でしか見かけなくなってしまったのだが、蕎麦屋の湯桶という慣用句(他人に何かと口出しする行為、またそれを行う人のこと)もあるほど、蕎麦屋と湯桶は切っても切り離せない関係である。蕎麦湯を楽しめるのは冷やし蕎麦の特権でもあり、温蕎麦の場合は蕎麦湯を飲む文化はないので、温蕎麦が主流だった関西では蕎麦湯を出さない店も少なくなかった。
ちなみに湯桶読みの湯桶もこれから来ている。