警告
この記事にはブルーアーカイブ対策委員会編第三章「夢が残した跡」の重大なネタバレを含みます。
概要
たのしいバナナとりとは梔子ユメの遺品である。
正確にはそういうキャラが描かれた手帳で、物自体は彼女が買ってきたありふれた安物に過ぎない。表紙のバナナと鳥の顔は、コアなファンには刺さりそうなデザインではある。
ユメ本人は日々の出来事や考えを、毎日持ち歩いているこの手帳に書き残しており、メモ帳だけでなく日記帳としても使っていた。
そしてユメが行方不明のち遺体で見つかった後は、そうなった背景が分かる遺書代わりの最有力な手掛かりとして、必死にホシノが探していたが見つからず、彼女の後悔の象徴ともなってしまった。
結果、過去を掘り返すアビドス対策委員会第三章にて、その存在も再び言及され、ある末期症状にまつわる重要なファクターとして登場する。
なお、現物に関しては劇中で最後まで見つかる事は無く、関係者も諦めがついた現状では、当に朽ち果ててしまった可能性も有力視されている。
まさかの展開
ここまでであれば、ただの遺品だった。
そして時は2024年7月21日、ブルーアーカイブ3.5周年のアニバーサリーライブにて、新たに販売されるグッズが発表されていっていた。
そして、そのグッズの中にこの手帳が商品化すると言う前代未聞の展開へ。
言っておくが、この手帳はユメの遺品であり、ライブ開催時点で、アビドス対策委員会編は怒涛の展開を迎えていた。
2024年初頭にはユメの死因が判明してギャグかと思った台詞が洒落にならない事態になったりゾッとするような展開が続く中でこれである。
さらにこの手帳、最後のページにはホシノとユメの写真が貼られているだけでなく、背表紙には傷があるなど、三章を攻略中だった先生達の心をボコボコにするような、高い完成度(悪い意味で)をもつ。
無論、この手帳が発表された瞬間、会場内のみならずチャット欄は死屍累々、悲鳴や怒声がそこかしこで上がり、しまいには登壇していた声優陣もお通夜ムードになるなど、非常に後味の悪い形で印象に残ってしまった。
ちなみにこちらの商品の価格は1500円ほど。
…なのだが、これを買いたい先生の心中はドロッドロなものであろう…。