たまシャイン
たましゃいん
CV:木下紗華
『かみさまみならい ヒミツのここたま』に登場するここたま。
スタンプから生まれた「スタンプのかみさま」。
性別は女子(たまごパンツの切れ目が波線型)。
本名・魔法・呪文はいずれも不明。
月を上に向けたような独特の形状の頭(恐らく髪形か)と額から垂れた髪が特徴で、首にはマゼンタ色のファーのような物を巻いている。
瞳の色はエメラルドグリーンに近く、まつ毛は長くて先端がカールしている。
一人前パンツの色は紫色で、尻尾はスタンプの形をしており、頭の左部分に「一人前ここたま」の証であるメダルを着けている。
また、普段から椅子の形を模した仙グウェイに座って移動している。
初登場は第127話の新シリーズから。
ここたま界でここたま達を指導している教育係の「一人前ここたま」。
カンナが一人前になった事に伴って彼女の教育係を担当する事となり、他にもチャーリーの教育係も担当している。
落ちてしまった一人前パンツを追ってカンナが人間界へ下りたため、教育係であるたまシャインも彼女の動向を確認するために、彼女が居候している四葉家に姿を現した。
こころやラキたま達の存在はここたま界で噂になっている事もあってか、以前から注目していた様子。
だが、ここたま活動をサボって遊んでばかりいるラキたま達と彼らを甘やかしているこころを叱りつけ、一人前パンツ探しと並行してカンナとラキたま達のここたま修業を行う運びとなった。
修業では、たまシャインが指定した時刻までにハッピースターを出す事ができれば、出せたハッピースターの数をカウントするための星型のスタンプを「できたま帳」に押してもらえる。
できたま帳をスタンプでいっぱいにした時の特典は後述。
なお、たまシャイン曰くここたまの修業には日曜も祝日も無いのだそう。
まさにブラック企業である。
第130話では、たませんにんとどちらが優秀なここたまかを3本勝負で競い、最後のハッピースター集めではあのぐうたらなモグタンの性格と個性を素早く把握し、性能をフル活用して彼にハッピースターを出させまくるという離れ技を披露した。
第134話のBパートでは、ノラたまトリオと公園の縄張りを賭けて(たまシャインの芝居による)対決をする事になるも、相撲勝負でムキテツを、計算勝負でとくまるをそれぞれ瞬殺してしまう力を見せつけた。
更に最後にはユラノをも手玉に取り、あろう事か彼女が嫌っているハッピースターを思わず彼女自らの力で出させてしまうほど場と空気を支配してみせた。
第136話では、カンナのパンツを拾ったスーイがここたま界へ逃亡してしまったため、できたま帳をスタンプでいっぱいにしたカンナに彼女を追いかけるために必要な「仮の一人前パンツ」を使用する許可を下した(一人前パンツを持っていない見習いここたまは、ここたま界へは行けない)。
ラキたま達もカンナと共にここたま界でのスーイ捜しを志願したが、できたま帳が空白だらけだったため、代わりに試練を与えてここたま界へ行く事ができるほどの資格を持っているかをテストした。
「一人前ここたま」らしくきっちりとした性格で非常に厳しく、たませんにんも怯んで冷や汗を流してしまうほど恐れられている。
行動や言動がここたまとして不合格だと判断すると、容赦なくバツ印のスタンプを相手の額に押し付ける。
一方で、ダメなここたまを見れば見るほどかわいく感じるようで、正しく教育する意欲が湧き出してくる模様。
たまシャインの厳しい教育は相手に対する「愛」故である。
また、美容にはかなり気を遣っているようで、美容パックや美顔ローラーはもちろん、「ビューティーおやつ」なるスイーツも常に持ち運んでいる他、バスタブの形の仙グウェイで入浴しながら登場する時も。
ちなみに登場する際は、辺りがブラックアウトした後に「いつでもどこでもあなたを照らす、あなたの傍にたまシャイン!」という口上と共にライトアップされて現れる。
普段はここたま界の執務室で書類にスタンプを押す業務を行いながら、人間界に居るカンナやラキたま達の様子をモニターで常時チェックしている。
また、ここたまの「一人前認定式」では司会・進行を務める他、ここたま界で千年に一度開催される「ここたま界祭り」では実行委員長に任命されている模様。
他にも、劇場版のエピソードでたませんにんがこころとラキたま達をここたま界へ招待していたが、実は彼が正式な手続きをせず適当に処理してしまっていたため、その後の面倒な後始末を行う破目になったようである。
「一人前認定式」の司会・進行や千年に一度の大きな祭りの実行委員長を任されている事、ここたま界における諸々の手続きや書類を扱っている事などから、ここたまにおいてトップクラスの役職に就いている事が窺える。