CV:折笠富美子
概要
人物
「かみさまみならい ヒミツのここたま」に登場する、物から生まれた見習い神様(ここたま)。
性別は女子(たまごパンツの切れ目が波線型)で、本名は「ミルミルのシルシルのスクープゲットのみこと」。魔法の呪文は「ミルミル シルシル ミシルルルー!」
主人公の四葉こころと「大家さんけいやく」し、四葉家(正確にはこころの部屋にあるここたまハウス)に住むことになる。
誕生した物は四葉家に置いてあるポスト。
ちなみに四葉家ここたまでは唯一(1年目放送時点/51話まで)、屋外の物から生まれている。
理由は不明だが(なお後に登場するニコリとは違い「人間でいう乳児」といった設定はない)、他のここたまよりも少し体格が小さく、「し」が「ち」(一人称も「あたち」)になるなど一部幼い口調である。
シッポはハチのような形で、郵便マークの模様が白く描かれている。またラキたまのシッポの形にも似ている。
性格はやんちゃでわがままな面も目立つが、たまに乙女になることもある。
また主に一緒に遊んでいることが多い相手はラキたまとゲラチョだが、女子ここたまが集う時にはしっかりいたりする。
こころのことは呼び捨てだが、ここたまを知らない一部の人間にはちゃん付けや君付けしている。
(だが、弟のまことには呼び捨てである。)
情報収集能力に長け、周りのおしゃべりを聞こえるようにしたり、携帯電話を出したりと活躍している。
この時は「コードネーム346(さんよんろく)」というスパイ(本人は超エリートここたまスパイとも言うことがある)姿になることが多い。
ピーマンが苦手であるが、この作品の中でも特にミシルが深刻なようで、第53話(Bパート)で他のキャラが克服していく中、結局自分だけは変われなかった。
なお好物はマドレーヌ。
スパイ側の詳細は(「約1名」との絡みも含めて)該当項目参照。
登場時の本性
実はこころたちの前に現れた真の目的は、「ここたまハウスの女王様に君臨し、皆を従える」という、悪役でもおかしくないようなものだった。
その野望は大きく、ここたまたちの弱みを握ることでここたまハウスの女王になるという発想であった。
深夜に「コードネーム346」の姿で「約1名」の前に現れ、みんなの弱みを聞き出すことで狙いが成功しかけるも、すぐにバレてしまっている(が「約1名」だけは…)。
その後みんなと仲直りし、こころとも契約するも、以降もたまに女王になるという目的を思い出している。
ちなみに以降もそれと関連する訳ではないが、たまにわがままなのが災いして他のここたまに激高されている。
誕生間もない頃は四葉家のポストをアジトのようにしていたようだが、契約後にはそのような描写はない。
TVアニメ版
物語に登場するのは、第2クールから。
しかしオープニングのPVには初期版にも後半部分に同じく後発ここたまの、サリーヌとパリーヌ(双子)やノラたまトリオと共に少しだけではあるが描かれていた。
第2クールにはPVが大幅変更され、双子と共に描かれている部分が増加している。
エンディングには2曲目に変わるまで登場していなかった。
シリアスな回の場面では、何故か主人公であるラキたまよりも(差し置いて、と言ったら失礼?)活躍している事があった。
特に途中から本作きってのシリアス寄りなビビットと2人きりになり、後の回にこの流れが継がれていた。
中の人はこころの母親である、四葉美里の役を兼任している(なお役が役なのでこちらの方が先の登場である)。