概要
吉岡公威がコミックDAYSで連載している漫画。2018年9月より連載され、単行本は24年4月時点、11巻まで発売されている。
あらすじ
女遊びにばかり興じていた父親のせいで周囲から蔑まれてきたために女性を遠ざけるようにしていた主人公・赤神明光は、ある日偶然出会った蒼葉結月に一目惚れしたことにより、煩悩にとらわれてしまう。
このままではいけないと感じた明光は煩悩を消すために叔父の紹介で女人禁制とされる三日月寺に出家することにした。しかし、その寺は女だけが住む男子禁制の尼寺になっていて、そこには自身が一目ぼれした結月と、複数の女子たちが住んでいた。
後に、明光の父親が三日月寺の金を持ち逃げしていたことが発覚したことにより、主人公は特例として三日月寺で持ち逃げした金を労働で返すために居候することとなった。
登場人物
赤神明光(あかがみ あけみつ)
CV:赤坂柾之、内田雄馬(バカ神・エロ光)、楠ノ木毬菜(少年時)
本作の主人公。
三日月寺の誰よりも家事が得意で、三日月寺の人たちに好評を得るほどである。その他にもバイトを通して着物の着付け、オートバイやトラックの運転免許、PCを使った会計事務作業など幅広い技能を持った超高スペック人間である。
つい煩悩に忠実に発言してしまい突如自分を殴る、という奇行こそ見せるが、初対面の人物にオートバイやトラックを貸してもらうなど、コミュニケーション能力も非常に高い。
蒼葉結月(あおば ゆづき)
CV:愛美
蒼葉家の長女で、本作のメインヒロイン。
面倒見がよく、見た目の可愛さとは裏腹に、米俵を軽く持つほどの怪力。お見合い相手の男性を勘違いしたり、着物がはだけて胸が見えそうになるなどドジっ子。最近では、卑猥なことに興味津々であり、三女の海月曰く『むっつりな方のエッチ』。
台車が壊れて落としてしまった米俵が明光に直撃したことをきっかけに主人公と知り合う。三日月寺が住職不在で廃寺の危機にあるため、廃寺の撤回のための行動を起こしている。
蒼葉月夜(あおば つくよ)
CV:芹澤優
蒼葉家の次女。
シスコン気味な部分を持ち、蒼葉三姉妹では一番の巨乳。
主人公に出会った後すぐに胸を揉まれ、その怒りから真っ先に明光を追い出そうとするが、共に住んで行くに連れて、距離感が大きく縮まった。
蒼葉海月(あおば くらげ)
CV:山下七海
蒼葉家の三女。
口数が少なくボーっとしているが、姉思い。ただし口では辛辣な評価を言う。
主人公の事は「ご飯がたくさん食べられる」という理由で結婚を本気で狙っており、言質を取ろうとしたり、婚姻届を明光に渡そうとしている。
CV:朝日奈丸佳
三日月寺にホームステイしている女子。
友達の言う事を信じる性格で、付き添いのカグラに間違った知識を教えられても鵜呑みにしてしまう。
主人公には早々に服をめくりあげられ、ブラジャーを見せつける羽目になってしまった怒りから蒼葉家の次女の月夜と共に真っ先に彼を追い出そうとするが主人公と過去を語り合い、自分とほぼ同じ境遇たことを知ったことにより、互いに共感を得て和解し修業仲間として共に修業することとなる。
CV:上坂すみれ
ミアの付き添いとして三日月寺にホームステイしている女子。
ミアがホームステイを始めたのも彼女がきっかけである。
嬉々(きき)
CV:たかはし智秋
三日月寺のヘルプを務める雇われ女性住職。
三日月寺の関係者の中で最もノリが軽い(月夜たちが主人公に身体を触られたことを訴える中、彼女は着物をはだけて裸を見せようとしていたほどである)。主人公の叔父の説明不足で三日月寺が男子禁制の寺院と知らされていなかった主人公を快く迎え入れる。
CV:安済知佳
三日月寺に住む猫。
テレビアニメ
2023年7月から9月までTOKYO MX、BS11、MBS、AT-X、BS日テレにて放送された。
スタッフ
主題歌
オープニング
煩悩☆パラダイス
愛美によるオープニングテーマ。
作詞:愛美/作曲:BOUNCEBACK/編曲:廣中トキワ
エンディング
おいでませ!三日月寺
結月,月夜,海月,ミア,カグラによるエンディングテーマ。
作詞:工藤寛顕/作曲・編曲酒井祐輝
いつかは満月のように!
結月,月夜,海月によるエンディングテーマ。
作詞:工藤寛顕/作曲・編曲:森拓人
カルチャーギャップ・テンプテーション
ミア,カグラによるエンディングテーマ。
作詞・作曲・編曲:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND