のんのんばあとオレ
3
のんのんばあとおれ
漫画家の水木しげるの自伝的エッセイ。
少年時代の水木しげるの家にお手伝いに来ていた「のんのんばあ」こと老婆「景山ふさ」の話を中心に、水木しげるの少年期を描く自伝的エッセイ。
筑摩書房のちくま少年図書館シリーズとして1977年(昭和52年)10月25日に初版が発行された。現在はちくま文庫におさめられている。
水木しげる氏が描いた漫画版は講談社から1992年に2巻発売されている。
境港市では神仏に仕える人を「のんのんさん」と呼び、ふさは拝み屋の妻だったため「のんのんばあ」と呼ばれた。のんのんばあはしげる少年にお化けや妖怪の世界を語って聞かせ、後年の妖怪漫画家・妖怪研究家への素地を作ったとも言える人物である。
のんのんばあは1933年(昭和8年)に肺結核で死去した。
NHK鳥取放送局制作のテレビドラマとして、1991年(平成3年)8月19日から8月23日まで放映された。続編として「続・のんのんばあとオレ」が1992年(平成4年)8月24日から8月28日に放送された。いずれも『ドラマ愛の詩』枠(18時00分 - 18時30分の30分間)にて5話連続での放送だった。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です