概要
かいけつゾロリの49巻のエピソード。
潰れかけのテレビ局「✖(ペケ)チャンネル」をゾロリが再生するべくおもしろい番組を作ろうとして大騒動を起こす話。
登場した主な番組
天気予報
いたって普通の天気予報なのだがイシシとノシシが乱入して「晴れる地方は天気がいい」「暖かいところでは気温が上がる」などの予報でもなんでもないことを語る。
オカメンライダー
うどん屋が変身するヒーロー...なのだが、ゾロリのテコ入れで番組のほとんどを変身に費やすように。ついでにタイトルを「オカメンライダーダブルゼット」に変更し、ラジオ体操を参考にした変身ポーズと共に複数の便利グッズを身に付けて戦うヒーローになった。
アニメ(原作のみ)
本のページを利用した仕掛け「兄め!!」になった。イシシとノシシが出演したが、声優は読者。
アップアップクイズ(原作のみ)
「ダウンダウンクイズ」に改名してセットをボロボロにして不気味に汚し、妖怪学校の先生が送り込んでくれた背後霊が間違える度にゴンドラに乗って一段ずつ下がり、一番下まで下がると閻魔大王に食べられる(地獄送りはないが、う◯ちとして退場させられる史上最悪の罰ゲーム)。
...と説明し終わった時点で、回答者が恐れをなして全員帰ってしまっていて、クレーマーが乗り込んできた所で番組名を「クレーマークレーマー」に変更して、最も無茶なクレームを言えた者が閻魔大王から番組制作費専用の賞金をもらう趣旨の番組にした。司会は妖怪学校の先生。
アニメではカットされた。
カッパ(火8)ドラマ「思い出橋」
火曜8時から始まるヨンとジュウを主人公にした恋愛ドラマ。
低視聴率で打ち切りが確定してしまい、生放送で最終回をやろうとする。
が、その際に主演の代役としてゾロリとエルゼを起用し、所々にスポンサーのブルル食品の宣伝を挿入したので訳の分からないことに。
そしてラストでアーサーが乱入するという滅茶苦茶なドラマになってしまった。
ジュウ(エルゼ)がスパイ(アニメではイシシ&ノシシ&ネコジマ)に拐われる、ブルルの要望でブルル食品の宣伝を変なところで入れる、という所業があった。それらに加えてアニメではやけに演出に力が入っており、コブルの指示でヨン(ゾロリ)とジュウ(エルゼ)に顔芸をやらせる、ラストで時代劇やホームドラマなどの撮影中にゾロリ達が乱入するなど多くのオリジナルの展開が追加された。
余談
原作のカバーの裏表紙は番組表風になっており、中にはボケーっとモンスターまであるが、ミャン王女との関連は語られない。カバーを取った裏表紙は新聞のテレビ欄風になっており、いずれにもどこかで聞いたような番組名が書かれている。
関連タグ
仮面ライダーギーツ:アニメ版と放送時期が近いオカメンライダーの元ネタの狐モチーフのヒーロー。なお、かいけつゾロリのアニメもかつてはテレビ朝日でやっていた。
新初恋ヒーロー、大人の肉の章:主人公達が役者として出演した結果、トラブルとアドリブが重なってカオス過ぎる代物になったという「思い出橋」を彷彿とさせる展開がある。特に前者は恋愛ものを題材にしている。