概要
神奈川県日向市ひなた町にある男子禁制の寮。元は「ひなた旅館」という温泉旅館だったが、女将・浦島ひなたが世界旅行に出かけたことがきっかけで女子寮になった。建物は本館(北南)、新館、離れ、庵、無人別館に分かれていて、住人達は本館と新館で暮らしている。なぜか建物全体に秘密通路が存在する。日向市のシンボル的な建物で、 周辺の維持費などは、市民や温泉街のボランティアで賄っているらしい。
風呂は大きな混浴露天風呂1つだが、 昔は真ん中に仕切りがあった。女湯と男湯の2つの入口があるのはその名残り。
モデルは山形県尾花沢市にある銀山温泉の温泉旅館(作者が自身のブログで明言している)。作者も連載終了後、銀山温泉に静養に行ったといわれる。
終盤、世界旅行に同行していたひなたの孫養女・浦島可奈子が寮をふたたび温泉旅館に戻すべくひなたを振り切って帰国し、大騒動を起こす。
無人別館
恐るべき魔力があり、ここで泊まったカップルは必ず幸せになる。そのため、「縁結びの宿」の別名を持つ。かつて何千組ものカップルが結ばれたが、政略結婚などで悪用されるケースもあったそうで、先々代によって封印がかけられた。しかし、その封印も景太郎によって破られるのだった。
その他
- 週刊少年マガジン及び少年サンデーの創刊50周年記念ゲーム、『サンデー&マガジン_WHITE_COMIC』では晴天英知町にあるという設定で、主人公の体力や精神力を回復出来る。浦島景太郎が仲間になった後、ひなた荘の利用を重ねていくと、なる→しのぶ→素子→カオラの順に住人が仲間になってくれる。また、仮契約カードを使えば、どこからでもひなた荘へワープできる。
- ひなた荘は学生専用寮でもないので、年齢制限はない。
- ひなた荘は、ボイラー技士がいなくても温泉は必ず適温。