概要
となりのヤングジャンプにて連載された、ちょぼらうにょぽみによるローゼンメイデンのスピンオフギャグ漫画。原作からキャラが大幅に変更された独特の世界観が終始展開される。原作の時系列的に翠星石が桜田家に参加したあたりが元となっているため、蒼星石・金糸雀・雪華綺晶は基本的に登場しない(雪華綺晶はほぼ別キャラ化してそこそこ登場しているが)。アリスゲームもたんなるどつきあいと化しており、何故ドール達が集まっているのかも謎である。ドール目線で話が展開されるため、マスターの人間の出番はほぼない。コミックスの表紙からして、真紅がせんべいにマヨネーズをつけて食べるなど、ちょぼらうにょぽみワールドがいかんなく発揮されている。
登場人物
いちおう主人公。原作と違い、可憐さのかけらもないクズキャラと化しており、非常にわがままかつ好戦的。原作では消極的なアリスゲームにも超積極的で、水銀燈の襲撃を過剰に警戒し、あろうことか逆に襲撃したりしている。
唯一の良心として、桜田家にタダで居候していることには罪悪感を感じているらしく、生活費を工面しようとする場面がある。ちなみに原作の真紅達は居候の家計への負担については全く気にしていないため、ここだけはこっちの真紅のほうがまともである。
最初期は天真爛漫で純粋無垢な原作のイメージ通りのキャラだったが、真紅の悪影響を受け、徐々に悪行に手を染めてゆく。
翠星石
真紅・雛苺と並ぶ3バカの一人。原作からして性悪キャラではあったが、真紅があまりにもクズ化しているためか、子分のようなポジションに収まっている。
水銀燈
今作一番の被害者。真紅達にちょっかいをかけようとするのは原作どおりだが、アリスゲームがまともに行われていないため、嫌がらせもたんなるツンデレレベルとなっている。にもかかわらず、真紅に過剰に敵視され、腹パンを喰らったりと散々な目に合っている。
蒼星石
翠星石の双子の妹ドール。基本出番がない。
金糸雀
名前が読みづらい第2ドール。基本出番がない。
雪華綺晶
よく窓からジュンの部屋を覗いている謎のドール。何がしたいのかよくわからない真の意味での怪奇人形と化している。
コミックスの人物紹介で『ニートみたいな人。』とのみ書かれているが、アリスゲームがまともに行われていないため、本当にただのニートと化してしまっている。
桜田のり
ジュンの姉。みんなに最低限の生活は保障してくれる国よりも大きい存在(コミックス人物紹介より)。
水銀燈のマスター(厳密にはマスター候補)。本作唯一のシリアス枠であり、病気でずっと入院している。たまに現れる水銀燈が唯一の心の支えであり、水銀燈もまた、彼女を心配し、不器用なりに元気づけようと努力している。
関連タグ
弱酸性ミリオンアーサー:同じちょぼらうにょぽみによる元原作ありの漫画だが……。