1989年にJR東海が余剰となっていた165系電車から改造したジョイフルトレイン。3両1編成で名古屋工場が改造を担当したが、電動車ユニットの改造は日本車輌に委託された。
車内
通路より嵩上げされた部分にリクライニングシートを配置するハイデッキ構造で、2号車にはイベントステージが配置されていた。また床そのものが低音スピーカーとなるボディソニックシステムを鉄道車両で初めて採用した。
運用
静岡運転所に配置され、静岡地区を中心に臨時列車を中心に活躍。
車内設備を活かしてホームライナーへの充当、当時急行列車だった富士川での代走も見られた。
しかし車輌の老朽化と団体需要の現象により1999年に11月に営業運用から離脱。所属基地の静岡運転所で備品などを撤去して浜松電車墓場もとい浜松工場へ回送。同年11月15日に廃車された。