ろでおとは――
がいせつ
ことの発端は『艦隊これくしょん』の公式資料集『艦娘型録 弐』の深海棲艦の項目からだった。
ここで重巡棲姫の生体艤装が腹部から接続されていることや、衣装がパーカー状でフードを被ることもできるなど、意外な設定の数々が明らかとなった。
……が、そのページの片隅に「ろでお」と丸文字で書かれたト書きとプチキャラ化してフードを被り、艤装にまたがって無表情で遊ぶ重巡棲姫というシュールかつかわいらしい物体が載せられていた。
結果、重巡棲姫のネタとして、「大声」意外にこの「ろでお」が追加され、さっそくアニメ版の画像(艦娘が海を駆けるシーン)とコラージュさせて波間を“ろでお”するプチ重巡棲姫が作られるとなど、提督たちの笑いを誘った。
みつこし
……とまあ、ここで終わればただの画集に掲載されたかわいい落書きだったのだが、そこは「プレイヤーの声を公式に反映する」と宣言した大本営。思わぬかたちで再登場することになる。
2017年3月22日より開催された「第2回『艦これ』×『銀座三越百貨店』コラボ」にて、深海側のキャンペーンガールに重巡棲姫が抜擢された。
この際、三越前駅の円柱ポスターでその全体図が把握可能となったのだが、その片隅にろでお型のおもちゃ(メイン画像参照)の姿が……。
このイラストはマグカップと大判ポスターにも利用されており、そのインパクトに思わず手に取ってお買い上げしてしまった提督もいたとか。
そしてやはりというか、「こっちをグッズ化してほしい」と宣う提督も多数。
今後“ろでお”がどんな登場するか、ちょっと注目してみるのも面白そうだ。