「やはりシンプルなのが一番…」
「初心忘るべからず、ですね…」
CV:鳥海浩輔
前置き
本記事では、テレビアニメ『ポケットモンスター』シリーズに於けるアオキについて解説する。
原作ゲームに於けるアオキについては「アオキ(トレーナー)」の記事を参照。
概要
テレビアニメ版の第8シリーズ目にあたる『ポケットモンスター(2023年版)』に登場するキャラクターの一人。
基本的な性格や設定は原作ゲームとほぼ同様であるため、パルデア地方のリーグ四天王とジムリーダーのそれぞれの顔で登場、活躍する。
初登場は、第1部『リコとロイの旅立ち』の第18話と割と早めだが、本格的な出番は第3部『テラスタルデビュー』から。
活躍
先に四天王として登場した後にジムリーダーとしても登場しているため、SVとは真逆の描き方をしている
- 第18話『そらとぶピカチュウ、どこまでも高く!』
他のパルデア四天王に先駆けてセリフ無しで登場。
過去のフリードが宝食堂に訪れるシーンにて、ゲームと同じ場所で食事していた。
- 第46話『ドキドキ!オレンジアカデミー』
- 第55話『対決!パルデア四天王』
四天王交流戦にてサンドウィッチちゃんの対戦相手を務めた。
しかし、彼女が敵となるアオキの使用ポケモンだけでなくタッグパートナーとなるハイダイの使用ポケモンすらも巻き込む「じばく」を使用したことにより、その場にいた全員のポケモンが全滅。
交流戦では「じばくを使って全員戦闘不能になった場合は、じばくを使ったトレーナーの負け」というルールがあるため、アオキの勝利となった。
ちなみにその後、自分が勝手にルールを破ったにもかかわらずサンドウィッチは審判に抗議をしており、アオキにしては珍しくその際に「社会に出たら自分ルールは通用しませんよ」と言い放った。
- 第58話『看板ポケモンはドドゲザン!?』
終盤に少しだけ登場し、ドットがプロデュースしてリニューアルした「ナンデモ食堂」の新名物である(看板ポケモンのドドゲザンが打った麺を使用した料理)「ドゲザンうどん」を食べて満足していた。
- 第59話『おどれクワッス!蒼きチャンプルステップ!!』
当初は仕事で外回りに出ていたためリコ達とはすれ違いだったが、道中で出会ったダンサー達の情報をもとに宝食堂にやってきた彼女達と出会い、ドットの応用テストを快諾した。
まずはノココッチのへびにらみによってドットのクワッスを麻痺状態にするが、彼女もカヌチャンに交代したため、勝負を互角に持ち込まれる。
流れが変わったことでムクホークに交代し、ヒットアンドアウェイ戦法を仕掛けることでカヌチャンを戦闘不能に追い込んだ。
自身が考えてきた作戦が通用しないことに動揺するドットに対し「ドットさん、作戦とは一人で行うものでしょうか?」というアドバイスを送る。
このアドバイスをもとにクワッスの意図を汲んだドットが、ダンスの中に技を組み込む作戦に切り替えたこと、そしてバトル中にクワッスがウェルカモに進化したタイミングでテラスタルを使用してきたため、今度は逆にムクホークが追い詰められる。
見違えたドットに感心したアオキは「サービス」としてムクホークをテラスタルし、からげんきでとどめを刺したことでウェルカモを戦闘不能にした。
その後、ドットが「二体のポケモンを使った効果的なバトルを行ったこと」と「ウェルカモへの進化と、適切なタイミングでテラスタルを使用したこと」の二点を評価して彼女に応用テストの合格を与えた。
バトル後は宝食堂で「だいもんじ焼きおにぎり~レモン添え~」を食べながら打ち上げをするリコ達三人組の食事代を(恐らく領収書を切れないだろうと落胆しながら)自身のポケットマネーでこっそり奢って姿を消していた。
手持ちポケモン
四天王交流戦(第55話)時
テラスタル研修・応用テスト(第59話)時
余談
アニポケ版を演じる鳥海浩輔氏は、ポケモンマスターズではキバナやタケシ役を担当している。