アケル
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あける
エジプト神話に登場する神々の一柱。
エジプトで古くから信仰されていた大地の神の一柱で、地平線を神格化した存在だとされる。
その姿は東西の方向を向いた、背中合わせで座る(若しくは背中の部分で融合している)二匹のライオン、あるいはライオンか人間の頭が二つ付いた大地として表され、沈みゆく太陽を司るアトゥムをアポピスから護る役目を持つといわれている。
尚、大地そのものである原初神ゲブの一部とされるが、ゲブが惑星そのものであるのに対し、アケルは人間界と冥界を分ける地表を意味しているという相違がある。
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