アダム(デュエマ)
あだむ
かつて、人間とクリーチャーは共存して平和に暮らしていた。
しかし、ある時を境に人々はクリーチャーを利用して戦争を繰り広げていった。
そんな中アダムはイヴという少女と出会った。
暫くして、二人で光輝く大樹を見つけ、そこから実った果実でクリーチャーをカード化して封印した。
その果実で全てのクリーチャーをカード化し戦争を終わらせた。
アダムはその後、戦争ではなくカードゲームですべてを決めるようにしたことによってデュエル・マスターズ(TCG)が生まれたのであった。
しかしアダムの願いも虚しく、再び戦争が始まった。アダムはとクリーチャーの封印を解いて戦争を止めようとしたが、イヴは反対した。だが、アダムは彼女の言葉に耳を貸さずにクリーチャーを実体化させた。
そんな彼に続いて親衛隊もクリーチャーを実体化させて戦わせた。イブだけでなくボルシャック・NEXにも反対されたが、激昂し破壊した。
その直後、城が攻撃によって崩落し、イブは巻き込まれてしまった。
イブは瀕死の重傷を負ってなお彼らを憎まず、アダムの腕の中で息を引き取った。
最愛の人の死に絶望し戦争を止めさせるために起源神を降臨させ人類のほぼ全てを滅ぼした。その後、生き残っていた子供達を見つけ、彼らにデュエルマスターの証を託し、南極で永い眠りについた。
また、デュエルマスターを守護するのガルドの結成にも直接関わっていた模様。(後述)。
長い眠りから覚め、アッシュの頼みでザキラを助けに来た切札勝舞達の前に裸のまま現れた。しかし、余りにも長い眠りであったため、デュエマの事もすっかり忘れてしまった。
その後、親衛隊や偽物のキサナドゥ(本記事では偽Xと略称)に保護され天にも届く塔サザンスピアへ入っていった。覚醒を目論んでいた偽Xによって囚われ洗脳されたザキラとデュエルをさせられていった。
それと同じ頃親衛隊の隊員達が、勝舞達によって次々と倒されていき、親衛隊隊長と勝舞の対決が始まった。その途中、ザキラが偽Xの洗脳を解き、逆に操り返しアダムの行先へ案内させアダムの居る場所へ辿り着いた。そして遂にザキラはアダムを覚醒する前に抹殺するべくデュエルを挑んだ。序盤はザキラが有利だったが、彼はデュエルの最中アダムがしてきたことを次々と述べていき、その度にアダムの脳裏に過去の記憶が次々と蘇っていった。
そして、遂に全ての記憶を取り戻し、直後にザキラが誰なのかを聞いた。ガルドである事を知ると世界が平和になったのかを聞く。しかし、ザキラはいまだに世界各地で戦争が起こっており、彼のした事は無駄だと言った。その返答を聞き、人類は滅ぼすべきだったと後悔をした。覚醒後はリンクさせた起源神や、覚醒させたサイキック・クリーチャーでザキラの切り札を次々と破壊していった。戦いの最中、勝舞とアッシュがやってきた。その後、ザキラとザキラに飛びついていったアッシュに止めを刺した。 直後呆然としていた勝舞に石になった2人に息を吹きかけ、粉々にしてしまった。その光景を見て恐怖して倒れた勝舞をよそにサザンスピアを使って世界を破壊しようと決意をする。
しかし、クリーチャー達の声によって立ち上がった勝舞に世界の命運を懸けたデュエルを始めた。
激闘の末、勝舞は勝利したが、彼はアダムの命を取らずにクリーチャーの力で一緒に塔を破壊しようと説得。アダムは遂に世界の破滅を止める事を決意した。その後、世界中のデュエリストやこの戦いで命を落とした勝舞の仲間達のクリーチャーも実体化し、協力したのもあってサザンスピアは遂に破壊できた。
その後、塔の破壊に巻き込まれて生死不明となった勝舞を探しに世界中を旅した。そして、勝舞が生きていた事を聞き、彼と共に世界大会に参加する。その際に、デュエマは戦いで使うべきではないと改めて感じた。