アブラバンバラ

あぶらばんばら

『イナズマン』に登場したミュータンロボットの1体。

「燃えろ燃えろ...どんどん燃やして東京中を火の海にするのだ...バンバラ...」

CV：渡部猛

概要

　単眼の細長い体は油で出来ており、油まみれのギトギトしたような見た目である。頭に巻いているターバンの中央からは火炎放射ができる他、自身はテレパシーやパイロキネシスも使える。

　少女リカを新人類帝国に引き入れる為、彼女の父親を殺害した上、油の入った家宝の壺も強奪した。このことでリカは記憶喪失になり、それからこれを利用して彼女を操り、放火を繰り返したことで、彼女に放火犯の疑いを負わせた。

　リカを操って石油コンビナートに侵入させ、放火の疑いをかけたが、彼女が丸目豪作らに保護されて眠りに落ちるとテレパシーでそばにあった油を部屋いっぱいにまくよう指示。リカによって油がまかれると、それにパイロキネシスで発火させ豪作の部屋を全焼させた。

　その後、ファントム兵士と共にリカの前に現れ、驚き気絶した彼女を連れ去ろうとするが、渡五郎が駆け付けた為、ファントム兵士を差し向けるがすぐにサナギマンを経てイナズマンに変身した彼にファントム兵士を倒され、リカも救出・保護された上、壺も破壊される。

　テレポーテーションで少女と共に逃げたイナズマンに腹を立て、彼らが隠れていた小屋に油をまき放火するもすぐに脱出され、ことのことでリカが自分の名前や上記の経緯を思い出した為、事情を知り怒りに燃えたイナズマンと交戦。

　火炎放射で攻撃するも、地割れを起こされ失敗。次は火の世界に閉じ込めるがこれも通用せず、最後は自身の体が油で出来ていることを見抜かれ超力イナズマ落としを食らい大爆発した。