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概要編集

本作におけるナギ・ダイ・アルタイの「双子の弟」を名乗る、彼の次代のアルタイ大公。

兄以上の暴君ぶりを発揮して突如ヴィントブルーム王国ガルデローベ学園の債権を買い占めて、マシロを含めたガルデローベ学園の生徒やオトメ達を全員奴隷にしてしまった。


頭に血が上りやすく、マシロが脱走した際に怒りに任せて国境の第一機甲師団を動員したことがある。

また、各国の政府・有力者の息が係ったオトメ達を「ガルデローベの債権主」というだけで隷属させれば国際問題になるはずだが……そのことを考慮していたのかは不明。

序盤では、「仮面のS女王エー・ルー・スー」ことエルスティン・ホー色仕掛けが全く通用せず、着替えを誰にも見せないなど、不審な点が多々見られたが……。


ネタバレ編集





























上述の伏線が示していた通り、実は男装していた女の子で、ナギ大公の双子の弟ではなくだったのだ。

兄・ナギに「兄上のお嫁様になる」と語ったほどのブラコンで、2人で世界を征服することを夢見ていた。

そのためナギの死を完全に誤解し、マシロやオトメ達(特にマシロとニナ)を逆怨みしていた。

卑劣そのものと言って良い策略を駆使し、借金返済のためにガルデローベ関係者が開設した違法クラブを摘発させ、(社会的に)ほぼ壊滅状態に陥らせてしまった。

マシロに関しては、「兄を横取りした挙句、見殺しにした女」として一際恨みを寄せており、アリカ達からも引き離して自身のメイド(専属奴隷)として酷使していた(完璧な仕事振りからマシロ本人は楽しんでもいたが)。


最終的に、自身の秘書だったコスモビューティーズとの戦いを経て、マシロの正体を知ったことで誤解を解き、借金も帳消しにした。

そして身を挺して自分を救ってくれたマシロに対して兄・ナギ以上の異性として恋心を抱くようになった。

事件後、コーラルオトメの制服を着てマシロたちの前に現れ、マシロを独占しようと企むのだった。

なお、地位を捨てて普通の女の子としてガルデローベ学園に入園してきたのかは作中で明言されていない。


マシロやニナに対しては憎しみを向けることは無くなったが、ナギ大公殺害の主犯であるセルゲイ・オーギュスト、ナギ大公殺害を(故意ではないものの)幇助したタクミ十三世アキラ・オクザキ、「シュヴァルツ構成員」としてのセルゲイの上司であるミドリに対する感情は明言されていない。


アラシがガルデローベ学園に乗り込んでくるまで、ナツキを始めとしたガルデローベの教師陣、ニナ、マシロは、「ナギ大公に双子の兄弟(妹)がいる」ことすら知らなかった。


関連タグ編集

舞-乙HiME(漫画版)

双子  男装


暴君卑劣:『嵐』序盤では。


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