ストーリー
遠い昔。王国シャハリヤールドが悪の大魔王に支配された。魔法で猿に変えられた王様を救い出すためには、7色の宝石を手に入れ、魔法の力で呪いを解かなければならない。しかし、行く手には、手強い怪物が待ちかまえている。ラシッド王子、リサ姫、シンドバット、アフシャールの4人は、それぞれ違った能力と手に入れた魔法で立ち向かう。剣による連続技、敵をまとめて倒す「魔法のランプ」など、手に汗握るバトルシーンが待っている。はたして、無事に宝石を手に入れることができるか。王国の平和を取り戻すために、アドベンチャーの旅がここから始まる。
(「アラビアンマジック」宣伝用フライヤーより)
概要
1992年にタイトーが販売した、アラビアンナイトをモチーフとした業務用ベルトスクロールアクション。
同時期にセガから、似たテーマのアクションゲーム『アラビアンファイト』が販売されているが、共に1992年公開のディズニー映画『アラジン』に触発されたものと思われる。
ゲームは4人のキャラの中から一人を選んでプレイし、大魔王(メイン画像のキャラ)を倒すのが最終目的。2人同時、または4人同時プレイが可能。
操作系は8方向レバー、攻撃ボタン、ジャンプボタン、召喚ボタン。召喚ボタンでは「ランプの精」を呼び出して敵と戦わせられる(その間は無敵)。
ランプの精は最初は「ジーニー」のみだが、2面のボス「アスラ」と4面のボス「カンジジ」を倒すとランプの精として追加される。
移植は、2005年に「タイトーメモリーズ 下巻」に収録されたのみ。