CV:村上奈津実
概要
約600年前のウェナ諸島、コルレーン王国の人物。ウェディの女性。女王リナーシェの妹。
名前の由来は音楽用語のアリア(Aria…独唱曲)から。
リナーシェのことを「お姉ちゃん」と呼び慕っており、姉妹仲は睦まじい。育みの歌を歌えるが、姉ほどの絶大な効果はない。
靴嫌いで裸足で過ごしていることが多いが、そのうち裸足で過ごすのが当たり前になる時代が来ると豪語していた様子。
経歴
自国コルレーンはジュレド王国と戦争状態にあり、前王である父親が殺されたことから憎しみは強く、リナーシェとジュレド国王ヴィゴレーの政略結婚には不満を持っていた。
ヴィゴレーの弟カルーモと顔合わせの際もふてくされていたが、彼がリナーシェにゾッコンであることを察すると態度を改める。
リナーシェは死の間際にヴィゴレーからアリアを娶ると聞かされていたため、現ヴェリナード王家は彼の血族であるものと思い込んでいた。
しかし、「潮騒の宝石箱」にはアリアが残したリナーシェ死後の顛末が記録されていた。それによると、リナーシェの死後犯人としてカルーモに嫌疑がかけられるが、それを不審に思ったアリアは独自に調査を開始。
真犯人がヴィゴレーであることを突き止め、彼をジュレイダ連塔遺跡に投獄。
この事件でコルレーンとジュレドは再び分裂の危機を迎えるも、カルーモと結ばれたアリアは協力してその危機を乗り越え、後にヴェリナード王国の初代王妃となった。
容姿は姉とはあまり似ていないが、子孫であるセーリアとはよく似ている。
天使ゲゼルマインの家で読める「星導秘録」によれば彼女の死後、魂を英雄として天星郷へ招くべきという提案があった。
しかしその提案は一笑に付され、偉業の大部分が姉のリナーシェありきであること、そのリナーシェの魂も既に回収済みであったことから、アリアは英雄には不相応と判断された。