CV:木内秀信
※この項目はネタバレを含みます
概要
紳士的で誠実な人柄に見えるが、猜疑心が強く底の知れない雰囲気を漂わせている。
実はVer.3実装時に既にジュレイダ連塔遺跡の「謎の亡霊」として登場していたが、その時は彼が何者かは一切触れられなかった。
約600年前のウェナ諸島のジュレド王国を治めていた王。弟にカルーモがいる。
ジュレド王国はコルレーン王国と覇権を争っていたが、ヴィゴレーはコルレーン女王のリナーシェに結婚および平和的な併合を提案。
政略結婚ではあったが平和を愛するリナーシェはこれを快諾し、新たに「ヴェリナード王国」という国を築き平和な世を創ることを誓う。
しかし、リナーシェのもつカリスマ性や恵みの歌の絶大な力をおそれ、いずれ自分を脅かす存在になりうると疑心暗鬼になった彼は、挙式の前夜にリナーシェを刺殺。
死にゆく彼女に冥土の土産とばかりに自分がリナーシェの父親であるコルレーン前王を殺したことや、アリアを娶るつもりであることを語る。
以上の顛末からリナーシェにとってはかつて愛した男であり、不倶戴天の仇敵であり、消えないトラウマを植え付けた相手でもある。
しかし、リナーシェの死後アリアや有志らの調査により犯罪が明るみに出て、ジュレイダ連塔遺跡に投獄され獄中死したことが判明。
遺跡内には彼の従者たちや、彼の罪を知りつつ傍らにいることを望んだ父親の亡霊などの姿が見られる。
サブクエストでは、リナーシェのことを手にかけつつも、彼女への指輪を手放すことができないといった彼なりのいびつな愛情の形が見られ、また従者たちは心から彼を慕っていることから、メインストーリーだけではわからなかった一面が見られる内容となっている。