「ザ・ワールドが最強だと?『最強だった』だよ。今の今までな!
さあ降臨せよ!最強究極を越えた、絶対無敵の破滅神よ!!」
「運命の怒りは頂点を極めた! 愚かなムシケラに裁きを下すためここに降臨する!」
「三本の光の柱を生贄に、いでよ! 23番目の究極のアルカナ!」
概要
遊戯王OCG第5期でのVジャンプの全員応募サービスのパックで登場した光属性・天使族の最上級効果モンスター。
本来の大アルカナと外れているため、ナンバー部分が「EX(エクストラ)」になっている。
胴体から2本の竜の首が生えており、天使族というよりはドラゴン族にも見える姿をしているが、ドラゴンの部分は攻撃時のみ生えてきて光線を吐くため、本体はドラゴンの首が生えている部分の根本にある、一つ目の顔の模様。
カードテキスト
OCG版
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター3体を
墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い以下の効果を得る。
●表:相手モンスターを戦闘によって破壊し墓地へ送った時、
自分の墓地からカード1枚を選択して手札に加える事ができる。
●裏:このカードを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの
発動を無効にし破壊する。
この効果でカードの発動を無効にする度に、
このカードの攻撃力は1000ポイントダウンする。
アニメ版
「ザ・ヘブンズ・ロード」の効果でのみ特殊召喚可能。
召喚時にコイントスを1回行う。表の場合正位置の効果を、裏の場合逆位置の効果をこのカードは得る。
●正位置:戦闘で相手モンスターを破壊した時、自分の墓地からカード1枚を手札に加える事ができる。この効果で手札に加えたカードはこのターン発動する事はできない。
●逆位置:このカードが効果の対象になった時、このカードの攻撃力を1000ポイント下げ、相手はカードを1枚ドローする。このカードを対象にとった効果カードを無効にして破壊する。
カード説明
コイントスを行う事で2つの内一つが選択されるのは共通。相手モンスターを戦闘によって破壊し墓地へ送った時に自分の墓地からカード1枚を選択して手札に加える効果と、このカードを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊し、この効果で無効にする度に、このカードの攻撃力は1000ポイントダウンする効果を持つ。
表効果は普通に墓地のカードを再利用出来る強力な効果。裏はデメリットの効果が多いアルカナフォースの中で、そんなにデメリットと感じない裏効果を持つ。攻撃力が1000ポイント下がるが、元々の攻撃力が4000あるので、1回程度ならさほど問題は無い。ただし2,3回使うと大幅に攻撃力が下がるので、使いすぎには注意が必要。
原作・アニメでの活躍
アニメ『遊戯王GX』第2期のラスボス・斎王琢磨(破滅の光)が使用した23番目の究極のアルカナフォース(大アルカナは愚者を含めて22枚となっている)。
永続魔法「ザ・ヘブンズ・ロード」の効果によって、永続罠「ザ・マテリアル・ロード」・「ザ・スピリチアル・ロード」、及びザ・ヘブンズ・ロード自身の3枚(それぞれ「赤」「青」「緑」の光の柱でいわゆる光の三原色である)を墓地へ送る事で特殊召喚可能な特殊召喚モンスターだった。
さらに、正位置の効果で手札に加えたカードはそのターン発動できず、逆位置の効果を発動した時相手に1枚ドローさせるというデメリットがあった。OCGでデメリットが消滅し、3体のモンスターを墓地に送るという特殊召喚になっているため、OCGでラスボスクラスのデュエリストの切り札が強化された珍しい例である。
攻撃名は「ジ・エンド・オブ・レイ」、逆位置の効果名は「クリエイティブ・ディストラクト」。