概要
CV:荒井聡太
パルテティオ編3章に出てくる白に近い色の髪をしていて前髪が片方隠れていてマゼンタ色の派手なコートを着た男性。
「世界一の富豪」「大貴族アルロンド」とも呼ばれる大金持ちでロンドウェル家の当主。
30代でありながらも若々しい見た目をしており、後述の変装時にはパルテティオに「あんちゃん」と呼ばれているほど。
パルテティオが訪れたウェルグローブの奥の大きな屋敷に住んでいて、真面目で責任感が強い若き執事のミシャと共に暮らしている。
大胆不敵な性格だが相手の本質を知る為に一般人に変装してそのついでに街のゴミ拾いを行ったり、幼い頃のミシャを見込んで自分の執事にしたり、貴族でありながらも器が大きい人物である。
そういった行動をミシャに窘められては「許せ、ミシャ」と流すのがお約束。
自分達を裏切り金の亡者となったロックと再会し、技師フロイドと協力して出来た蒸気機関を理不尽に奪った彼からその権利を買い取る為に800億リーフを支払うというムリすぎる取り引きを勇敢に受けて立ったパルテティオ。そんな彼に新聞記者のオリがアルロンドの事を教え、金策の相談のためにウェルグローブを訪れたところ、お忍びで街に出ていたアルロンドと偶然にも出会う。
正体を知って驚くパルテティオだが、アルロンドは普通に接しで良いと答えていた(その部分は心優しい王子ヒカリ・クに近いとも言える)
彼の事情を知ったアルロンドは彼に試験を課す。それは、不景気に苦しむウェルグローブに活気を取り戻すというものだった。そこから先は『商売の匂い』のサブイベントが重要となり、選んだ選択によって行動分岐する。
おつかい程度のサブイベントが物語に関わるイベントはRPGによくある事である。
後にロックに良かれと思ってやってた事が裏目に出てクビにされたサースティが蒸気機関で屋敷を支配しパルテティオにクビにされた事について八つ当たりをする形で逆襲するが、パルテティオに救われる形で自身の行いを反省し改心する(パルテティオ編が終わった後も変わらずロックを慕い彼の飼い犬であるパルテティオ編二章のボスであるガーネットの散歩をしたり、かつては自身が酷い事をしてしまったフロイドを心配したりと真っ当に生きられるようになった)
トラブルはあったものの、彼は街にあらゆる品物が置いてある「百貨店」を作り上げ、活気を取り戻すことに成功。パルテティオに約束通り800億リーフの小切手を渡す(ただし、パルテティオの口ぶりから、この世界では小切手や為替と言った「信用取引」はまだ一般的ではない模様)。
そこにもオリが現れ彼らを調査していた(後に手記でパルテティオの行動に内心驚いていた事が書かれていた)
ちなみにパーティーチャットでパルテティオが800億リーフの番号を言おうとした事をソローネ・アングイスがツッコミを入れてたりと彼の抜けてる一面も見れる。
後にパルテティオが約束の800億リーフの小切手を渡してもロックが現金でないことを理由に理不尽に約束を守ろうとしない所をアルロンドが自身の船に乗って大胆に登場し(その事についてミシャもツッコミを入れてた)助太刀に現れる。
そして、運んできた800億リーフ分の大量の銀貨(本人曰く「重くて(船が)沈没しかけた」)をロックに突きつけた上に、一部始終を見守っていた記者たちの前でパルテティオに800億を託すことを宣言した。
パルテティオ編クリア後には彼を連れて行く事が出来るが、パルテティオの雇うじゃないと連れて行けないのでそこは注意。
『宝のにおい』の効果はランダムで回数は少ないが、経験値が倍になったりJPが倍になったりとありがたいのである。
ちなみにアートブックによると彼は最初は悪役の吸血鬼として出す予定だったとか。白に近い色の髪と赤い目をしてるのはその名残りだろう。
なお、大陸の覇者にも彼の参戦は決まった。
相変わらず果てしなくマイペースながら 優れたサポート能力を発揮するらしい。
エクストラストーリーを終えたエンディングでは相変わらず変装をしてニューデルスタを歩きミシャを困らせていた。