概要
大きさ20センチくらいの魚。名前は「アンドレオさんのウロコ」という意味。
見つかっている化石は少なく、ウロコ、歯、一部の骨くらいしかないが、その特徴から蒸気魚類の仲間だとわかった。また暑く固いウロコはエナメル室に覆われた「ガノイン鱗」というものであった。
ちなみにアンドレオレピスが現れた当時、蒸気魚類は細々とした勢力だったが、板皮類や棘魚類といった原始的なグループが衰退・絶望した古生代の後半期には大きく勢力を伸ばし、恐竜時代から現代に至るまで魚として最大のグループを築いている。
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