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特徴

ポセイドンの妻。ネレイドの中で特に美しい海の女神で、ヘスティアと並ぶ慈愛の持ち主。気のおけない妻で、夫の浮気を辛抱強く我慢していたらしい。

ホメロスオデュッセイアによると、青黒い瞳で、大波を起こすとされ海の怪魚海獣を沢山飼っているとされる。

ホメロスでは十分な擬人化がされておらず、単に海を指すと思われる個所もある。(ウィキ参照。)

また、ポセイドンは子供が非常に多く、一説にはゼウスを超えるとされる事もあるのだが、

それがあまり目立たないのもこの妻の器の大きさによるものかもしれない。

聖獣はイルカ、象徴はヴェール。また、ローマ神話サラーキアと同一視される。

別名・表記ゆれ

またの名をアンフィトリテ、アムピトリテ、アムフィトリテ。

(Amphitrite, 現代ギリシャ語: Αμφιτρίτη)

神話

後世ではアンピトリテは姉妹達と共にナクソス島で踊っている時にポセイドンに攫われた。

又は最初ポセイドンの求婚を断ったが、イルカをプレゼントされて結婚を承諾した。

いるか座の成り立ち

ポセイドンはアンピトリテに一目ぼれして誘拐しようとしたので、

アンピトリテは逃げ出して、海神オケアノスに匿われた。

ポセイドンがいくら探してもアンピトリテは見つからなかったが、

その時に居場所をそっと教えた一頭のイルカがいた。

アンピトリテを再発見したポセイドンは言葉巧みに口説いて遂に両者は結婚した。

イルカはこの功績で星座になったと伝えられている。

その後、ポセイドンに惚れ込んだアムピトリテは積極的に愛を育み、

トリトンロデーベンテシキュメの三柱が産まれた。

溢れる慈愛の精神

前述した通り、彼女は広い慈愛の心の持ち主である。

ポセイドンが愛人と交わり成した異母の子であるテセウスを手厚くもてなし、贈り物まで渡している。ヘラよ見習えと言いたい所だが、この女神が特別なのではないだろうか。

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  • ギリシャ物語

    ポセイドンの再婚

    ●遅くなりまして申し訳ありません…。 今回は初のNL、海王夫妻の物語です。 このお二人は、ハデス・ペルセフォネ夫妻に続いて銀糸雀が好きな御夫婦。 アンピトリテ様は、神話の中でも良妻賢母の優しい女神なのですが、ポセイドンに愛想が尽きて隠れてしまったことがあるそうです。 あのアンピトリテ様が怒るぐらいだから、よほどのことがあったのか、あるいは日頃の積み重ねか…などと妄想を働かせ、この話が出来上がりました。 今回はちょい役だったアポロン様とポセイドン様は結構仲が宜しいとか。 甥・伯父という関係も楽しいですね~。 ●簡単な人物紹介 ●ポセイドン(海王) 藍色の髪に銀の瞳。クロノスの息子の一人。ゼウスの兄。 勇ましい荒くれ者のプレイボーイだが、その下に繊細な心を持つ。 ●アンピトリテ(海の女神) 外見年齢20歳後半。濃い栗色の髪に青み掛かった黒い瞳。 ポセイドンの妃。優しく穏やかな性格で、ポセイドンの浮気を咎めたことがない。 50人姉妹のネレイスたちの一人で、最も美しいと評判。 自分達の恋を取り持ってくれた、イルカを大切にしている。 ●トリトン(海神) 外見年齢10歳程度。青い髪に青い瞳。 ポセイドンとアンピトリテの息子。海の王子。 下半身が魚の人魚少年。泣き虫だが、心根は優しい。

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