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概要
「アンモライト」とは、アンモナイトの遺骸が化石となる過程で宝石化した化石宝石のこと。
アンモナイトの化石は世界中で発掘されているが、宝石的価値が認められる良質なものは、カナダ・アルバータ州の7000年前の地層からのみ採掘される。
宝石化石になる過程
- オパールのアンモライト
- 地中に埋まったアンモナイトの遺骸(以降、貝殻と呼称)が解けて無くなる。
- 貝殻が無くなってできた地中の空洞に、オパールの成分が融けた熱水が染み込む
- オパールが元々貝殻のあった空洞の中で成長し、アンモナイトの形状となりアンモライトとなる
- 真珠(アラゴナイト)のアンモライト
- 地中に埋まった貝殻が、地圧や地熱、周囲の鉱物の影響を受ける。
- その影響で貝殻の成分、炭酸カルシウムの結晶構造が変化してアラゴナイトとなり、虹色に輝くようになる。