基本情報
概要
リバーランド地方の小さな村クリアブルックに住む薬師。
幼い頃に奇病に侵されていたところを旅の薬師によって助けられたことが切っ掛けでその薬師を「恩人さん」と今でも慕っており、いつか自分の薬で大陸中の人を救いたいと願っている。ある日、同じ村の薬師で親友のゼフの妹ニナが毒に侵されてしまい、治療薬を作るため奮闘する。回復後、ゼフの後押しにより旅立つこととなる。
本作随一の熱血タイプ。義理人情にも厚く、病に苦しむ人を見ると
「お代?いらねえよっ」
と、採算度外視で助けようとする。
パーティーチャットによると日頃から仲間達の治療や診断を行っているようで、他人を寄せ付けなかったテリオンもアーフェンに対して心を開いているような会話もある。ただし、採算度外視なスタンスにトレサから「商売の才能がない」と苦言されている(親友のゼフにも同じことを言われている)他、娼館が気になってソワソワしたりする。また、病人がいれば誰であれ助けようとするスタンスが、物語の中盤である事件を引き起こし、自分のやり方に悩む羽目になった。
勉強は苦手なようだが、自分なりの言葉で物事の核心に触れる発言をし、サイラスに感心されることもある。
フィールドコマンドの「聞き出す」で、隠されたアイテムや相手の人物像など、様々な情報を得ることができる。正道コマンドの必要レベル緩和や邪道コマンドの成功率上昇ができる場合もある。一見するとたいした特技でもないように見えるが、人間にとどまらず犬や虎からも年齢や性格を聞き出すことができるというすごい能力である。
固有スキルは『調合』で、「単体回復」「全体回復」「単体攻撃」「全体攻撃」など対象を決める薬草と、属性や効果を決める薬草の2種類を組み合わせることで様々な効果を生み出す。前者は店で売っているが高価なものもあり、後者は店では一部のものしか売られておらず、たくさん使うにはお金とドロップアイテムを稼ぐ必要がある。その分、全員BP2回復や属性攻撃3連続など、結構役立つ組み合わせが多い。ちなみに、先に説明した薬師の奥義をアーフェンに使うと、調合で作る単体の薬の効果も全体化する。
ベースジョブ(キャラクターで固定されるジョブ)は『薬師』で、単体ながら高い回復力とパワフルな攻撃力を併せ持ち、どの職と組み合わせてもいざという時に役立つ。
高い物理攻撃力を生かしたアタッカーからアイテムを駆使した支援役まで、使い方次第でなんでもこなせる万能キャラクターである。
ベースジョブ:薬師
治療能力を持つ職業だが、武器としては斧を使うパワーファイターでもある。
ステータスとしてはHPと物理攻撃力が高く、速度や回避が低めな前衛型。
『応急手当』と『復活手当』で単体の回復・復活を行い、さらに『健全化』はステータス異常を治しつつ2+(消費BP×2)ターンの間ステータス異常を防ぐことができる、ステータス異常治療と予防能力を持つのは全職でも薬師のみ。
斧技は単体攻撃の『大切断』、全体を残りHPが少ないほど猛攻撃する『死中活劇断』を持つ。
奥義ではアイテムの効果を全体化することができるが、調合でも代用可能なものがいくつかあり使いどころが限られる。
回復は単体だが効果が高く、物理能力もアップするので前衛職とも組み合わせやすい。
大陸の覇者では
前日談である「大陸の覇者」の2022年3月17日のアップデートでプレイアブルキャラとして配信が決定した。
これにより、前作主人公が全員参戦となり、前作ではシステムの都合で組めなかった8人の主人公パーティが組めるようになった。
性能面では、全体攻撃を持っていない、『死中活劇断』が前作同様に残りHPが少ないほど威力が上がる仕様なので戦闘不能になりやすい本作では最大火力を出しにくいなど、特に攻撃面に癖はあるが、数少ない復活スキル持ちであるのに加えて強力なサポートスキルを多数取得する。
関連
キャスティ・フローレンツ…オクトパストラベラーⅡにおける薬師の主人公