概要
名前はラテン語で「火」を意味する。ラテン語で「氷」を意味する名称のグラキエスという魔物娘もいるが、とくに対になっているとかいうことはない。
図鑑世界における四大精霊のうち火を司る存在。ちなみにこの世界におけるサラマンダーはリザードマンの亜種となっている。
四大精霊の炎担当のみ別の存在と入れ替わる例はテイルズオブシリーズでも見られる(こちらはイフリート)。
火山地帯や砂漠など気温の高い場所に生息することが多い。魔物では無い純粋な火の精霊が、魔物の魔力に侵されることで魔物娘としてのイグニスが誕生する。
このほか、火山で亡くなったとされていた女性がイグニスとして蘇ったケースもあるらしい。
炎を身に纏い操るほか、人間の男性と交わることでその相手を炎を操る「精霊使い」に変える能力を持つ。
イグニスが放つ炎は彼女達が燃やしたいもののみを焼き払う。その燃焼は物理的なものだけに留まらず、触れた者の情欲を燃え上がらせる力がある。
火炎のように情熱的な彼女達は伴侶に対しても燃え上がるような情愛を向ける。そして交わりにより力を増していく。
「火の四大精霊」である彼女達はもともと、単なる「火を操れる精霊」ではない。
自然界の四大元素を構成する「火」と深く結びついた存在である彼女達が魔物娘と化している、ということはその土地の火の元素そのものが魔物の魔力に染まっている事を意味する。
魔物娘と化したイグニスが居る所において、魔術で付けられたわけでもないただの焚き火や灯火ですら、情欲を加熱し燃え上がらせる魔性の火となる。