かずみ☆マギカのネタバレを含みます
概要
擬似グリーフシード。ジュゥべえ曰く、魔女の力を模倣したパチモン。グリーフシードに似ているが、ジュゥべえは食べることはできない(本人曰く「ゲロマズ!」)。また製作目的からソウルジェムの浄化能力もないと思われる。ちなみに登場個数は13個。
偽物とはいえ強い魔力を含んでいるため、強い影響を与える。一般人に埋め込めば、魔女の偽物である魔女モドキに変貌し、魔法少女に使用すれば魔女化が促進する。
ちなみに最初に雑誌掲載された時には単純に小さな黒い塊のように描かれていたが、コミックス版から現在のグリーフシードに酷似したデザインに描き直された。
魔女モドキ
一般人にイーブルナッツを埋め込むことで変貌して出現する異様な生物。本物の魔女と比べると、姿はどことなく元の人間の面影を残している。また、個体によっては人の姿と魔女の姿を自由に使い分けることも出来るが、精神状態は壊れている。魔女と違い、戦闘で倒されると元の人間の姿に戻り、埋め込まれたイーブルナッツも分離する。今の所、被害者は女性のみ。男性に埋め込んだ場合の効果は不明。
本来の魔女ではない為、ソウルジェムに探知されないが、かずみのアホ毛には探知される。ただし、かずみのアホ毛では本物の魔女を探知できない。恐らくどちらも魔法で疑似的に造られた存在である為だと推測されるが、ハッキリとした詳細はいまだ不明。
使用者
4巻の内容を含んだかなり深いネタバレになります
最初の使用者。手柄を得るために立花宗一郎を利用した計画を邪魔したかずみの抹殺を狙い、カマキリの様な魔女モドキに変身する。
肌を傷める黒いファンデーションが使われる事に怒りを感じ使用。スライムのような魔女モドキになる。
上記の二人にイーブルナッツを与えたらしいが詳細不明。少なくとも二人が変身した魔女モドキの現場に現れている。聖団に対する復讐のためにかずみに対して使用する。その時の効果はいまひとつだったが、この時の行為が後の聖団崩壊に繋がるのだった。なお、第4話「イーブルナッツ」ではかずみに押し込んだのも含めて四つ所持していることが確認できる。
かずみと神那ニコに敗れた際に最後の切り札として使用するも、浅海サキに阻止されて持っていたのも含めて全て奪われる。ちなみにかずみとニコに投げたのも含めて4つ持っていた。
なお、石島美佐子と志田京香が使用したものは後にかずみが取り込んだが、この時回収されたはずの4つはその後どうなったのか描写がない。
ユウリと双樹に渡した張本人にして製作者。ジェムに限界がきたサキに「カクシアジ」と称して駄目押しで埋め込む。なお、ユウリや双樹にイーブルナッツを与えたと言う前に「魔女モドキを発生させた」という発言をしており、そのコマに志田京香の魔女モドキが描かれていたので、彼女にイーブルナッツを与えたのはユウリではなくカンナの可能性がある。
製法とその目的
御崎海香の解析魔法・イクスフィーレとニコの生成の魔法を使って作り出した盛り上げるためのイベント。製造目的はこれをばらまくことで聖団にたっぷりと魔法を使ってもらってソウルジェムを濁らせるため。なお、カンナが海香とニコの魔法を使えた理由は聖カンナの記事を参照。
余談
このイーブルナッツ、最初にそう呼んだのは製造者のカンナでも初めてナッツを見せたユウリ様でもなく、神那ニコ。魔女モドキと最初に発言したのも彼女。何故彼女がこの名前を知っていたかは不明。有力な説としては「カンナがコネクトで言わせた」「ニコとカンナのネーミングセンスが一緒だから」「実はニコが呼ぶまで名前などなく、それを影で聞いていたユウリ様が気に入って使った」などがある。ちなみに製造者であるカンナは、一度もイーブルナッツと呼んでいない。