概要
魔法少女かずみ☆マギカの登場人物。かずみにとって二重の意味で最初に出会った人であり、彼女の”初めて”の食事を作った人。
初登場は記念すべき1話。
BUY-LOTというショッピングモールの経営者に騙され、そこにあった店と土地を奪われた怨みからそのショッピングモールを爆破しようとある人物から爆弾の入りのトランクを手に入れる。だがそのトランクはとあるドジッ子魔法少女とぶつかった拍子に入れ替わっており、爆弾の使い方を聞いているとトランクから素っ裸のかずみが出てきたところでかずみ☆マギカは開始された。
キャラクター
上記の一件から歪んでしまっているが、根は空腹のかずみにビーフストロガノフを作ってあげるようなやさしい好青年である。「お兄さんこの味プロの人でしょ!?お店どこ?行きたい」と問うかずみに「御飯つぶ残す奴には教えない」と佐倉杏子に通じそうな言葉で返す(上記の理由の通り立花の店は騙し取られているので、ただ単に答えたくなかっただけかもしれないが)。この発言でかずみに信頼されることになり、石島美佐子に逮捕されそうになった時にかばわれる。
1話以降彼がどうなったかの描写はなかったが、6話で再登場。レパ・マチュカという店のオーナーと知り合いで、彼から店ごと任されるようになったことが判明。あいりの一件で落ち込んでいたかずみにバケツパフェをごちそうする。ユウリとあいりのことを思い出し、泣きながらバケツパフェを食べるかずみの姿から何かを察したのか、採算が合わない筈のバケツパフェをメニューに加えた。
爆弾の一件は、海香の魔法で架空の人物を犯人にしたことが16話で判明。同話に聖団から逃亡したかずみを保護した石島刑事が連れてきたことで再登場する。魔法少女だった石島美佐子の親友が好きだった漫画の受け売りのバター入りコーヒーを彼女に出したことで、彼女から魔法少女の話を聞く。普通なら信じない話な上、石島美佐子自身魔法少女の件を直接見たわけではないが、
「あなたも俺もかずみやそのコーヒーが今ここにある偶然を説明することはできない。
なら、奇跡も魔法もあるって信じてもいいんじゃないですか?」
と言って否定はしなかった。
ちなみに彼の名前は、昭和仮面ライダーシリーズの重要人物、おやっさんこと立花藤兵衛に由来すると思われる。作者曰く「喫茶店のマスターといったらこの苗字」だとか。
3巻のカバー下にも登場
スライス秋山の超直感料理教室の解説を担当していた。
が、見切れてばかりだったため司会のあいりには存在を認識されていなかった。
マギアレコードにて
コラボイベントシナリオや海香の魔法少女ストーリーで名前やレパ・マチュカの店名が登場し、第2弾イベント「The_Cuddly_Despairs」のプロローグで一瞬だけ本人が登場した。