CV:ヤシロこーいち
概要
日本支部のトップを務めていたが、本来の所属はスカルビット支部である。
人身売買での莫大なリターンが見込めたとはいえ、「スカルビットの利権の50%を天羽組に譲渡する」という組織にとって大きな痛手の伴う提案を本部に納得させていることから、組織内でもかなり強い権限を持っているものと思われる。
人物
容姿
黄緑色のスーツを着た茶髪の男。
性格
拉致した子供の腕を切り落とした上で他国の富裕層に売り飛ばすという悪魔の所業を平気で述べ、更に小峠華太に問い詰められた時は村で斬られたと騙るなど、海外マフィアらしい仁義の欠片もない外道。
能力
天京戦争前の小峠レベルであれば数の利を生かすことで接戦に持ち込めるため戦闘力は決して低くないと思われるが、かと言って突出して強いわけでもなく、野田・和中・香月クラスの猛者相手だと数的優位を加味しても全く対応できない模様。
一方、頭脳面には光るものがあり、苦し紛れにもかかわらず「双方に利のある(ように見せかけて実際は自分たちが莫大なリターンを得られる)提案」を即席で思いついたことなどから、高い知能と交渉力を持ち合わせていることが窺える。
また、一部カタコトの箇所があるものの全体的には日本語を流暢に話せていることから、語学力も高いものと思われる。
活躍
初登場。
当初は空龍街のシノギを奪い取ろうと目論んでいたが、小峠達のカチコミを食らい圧倒的な戦力差の前に絶望させられたことで苦し紛れに天羽組との提携を申し出たところ、増援で来ていた野田が飛び付き、一度は見逃された。
その後の交渉でスカルビットにある歓楽街のシノギの一部を渡すのと引き換えに空龍街での活動を天羽組に公認してもらうことに成功した。
しかし、天羽組との最終交渉を終えた直後、支部の二階から日本人の声がしたことで日本の子どもを誘拐していた事実がバレてしまう。和中たちが日本人の子供が囚われている二階に向かおうとしたため、彼らを消すため銃を向けた。これを最後に長らく登場しなかったが、描写的に一刀一足の間合いにいたモブ外道同様粛清されたと思われる。
和中とナックル・アイの因縁を紹介する場面にて、部下たちと共に和中に銃口を向けているシーンが採用された。