エリザ(DQ9)

どらくえないんのえりざ

『ドラゴンクエストⅨ』の登場人物。(メイン画像右)

概要

ベクセリアの町長の娘で、研究者ルーフィンの新妻。童顔でロリータファッションがよく似合っているが、これでも人妻である。

明るくけなげな性格で、変わり者のルーフィンが唯一心を開く存在。そんな彼のことを「ルーくん」という愛称で呼んでいる。

病魔パンデルムの振り撒く病気に感染し、高熱と咳症状に苦しめられるが、心配をかけないようにとルーフィンの前ではそれを隠し元気に振る舞っていた。

しかし、主人公たちがパンデルムを倒して帰ってくると、彼女がベッドに横たわって死んでいる。

この時、「返事がない。エリザは息をしていないようだ」という無情なテキストが表示され、呆気にとられたプレイヤーも多いのでは?

葬式の後、成仏できず幽霊となって現世にとどまっている彼女の姿を見かけることになる。

幽霊になっても明るい性格は変わっていないが、ルーフィンのことが心配で成仏できない様子。

主人公の協力もあって少しずつ町の人々と打ち解けてうまくやっていけるようになった彼の様子を見届けることでようやく成仏させることができる。

…しかし、エンディング後はまだ心配なのか、成仏したはずなのに舞い戻ってきてルーフィンを見守り続けている。

彼女絡みのエピソードは『ドラゴンクエストⅨ』でもかなりの鬱イベントだが、希望の見える終わり方をしているのは救いか。

ちなみに、エンディング後のクエストを進めていくことで、病魔パンデルムは元々はガナン帝国がかつての王を、その地に封じ縛りつけるために作り出したモンスターであったことが判明する。

このため、彼女はガナン帝国によって命を奪われた犠牲者、という見方もできる。

名前の由来はルーフィンと合わせてインフルエンザと思われる。病気で亡くなるキャラへの命名としては若干不謹慎かも?