「こんなに走ったの、生まれて初めて……!」
CV:坂本真綾
概要
水の都・ソレアナ公国の公女。国家元首としての正式名は「エリス3世」。
まだ物心付く前に王妃だった母親を喪っており、10年前には何らかの事件が原因で父親であるソレアナ王も亡くしている。
超次元生命体であるソラリスとカオスエメラルドを狙うエッグマンに誘拐されそうになるが、ソニックに助けられる。
彼に救われたことから共に冒険をしていくうちに心を開いていき、人間でありながらハリネズミであるソニックに恋心を抱くようになる。それはソニックを誰かと重ね合わせていることも影響していると思われる。
また彼との出会いで、自身が王女としてではなく普通の17歳の少女として生きていることに満足している。
正体
※本作の重大なネタバレがあります。本作をクリアしていない人は閲覧に注意してください。
この先シルバー編のネタバレあり
その正体は超次元生命体・ソラリスの片割れである「イブリース」の器であり、本作の鍵となる人物。
10年前に自身の父親・ソレアナ王がソラリスを復活させて国民の幸せと亡き妻(彼女の母親にあたる)との再会という願いを叶えるために利用しようとしたが、イブリースと黒い液体のような姿だったメフィレスの空間融解が始まったことで失敗。
イブリースを野放しにすれば伝承にある「炎の災厄」が起きてしまうことを悟ったソレアナ王は、カオスエメラルドの力で彼女の体内にイブリースを封印。その後シルバーによって外に運び出された。
イブリース封印の器になったことで、悲しんで涙を流すとイブリースの封印が解けてしまうために泣きたくても泣けない日々を送っていた(彼女は父親から「何があっても泣いてはいけない」と言われていただけで、その事実までは知らなかった)。
また彼女がソニック編で持っていたカオスエメラルドはシルバーからお守りとして託された物と思われる。
結末
この先ラストエピソードのネタバレあり
ソニック編の最後でソニックと彼女を偵察していたメフィレスによってソニックを殺され、悲しみのあまり涙を流してしまい封印されていたイブリースを解放してしまう。イブリースを狙っていたメフィレスは遂に融合し、ソラリスとして復活。すべての時間軸を飲み込み、世界を崩壊させようと目論む。
それでも彼女のソニックを想う気持ちと仲間たちの想いで、ソニックを復活させることに成功。その後ソニックから力を得たシャドウ、シルバーがスーパー化してソニックと共にソラリスを撃破。
最後はソニックと共に過去世界へ飛び、種火のソラリスと対面する。吹き消せば全ての災厄を無かったことに出来るとわかりつつも、それはソニックとの出会いも無くなることを意味する為躊躇。最後はソニックの説得により消し去り、ソラリスに関する全ての事は無かった事にされ、彼女自身もソニックの事を忘れた。
しかし、ソラリス消滅後の現代における炎の祭典に現れたソニックが起こした風を「懐かしい気がする」と語っている。ちなみにこれによりシルバーとの出会いも無くなったため、首飾りのカオスエメラルドも無くなっている。