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概要

漫画版「ドラゴンボール超生残者グラノラ編に登場するキャラクター。

ヒータ軍の一人にして、リーダー格。

賞金稼ぎ達を雇い、情報や物資、そして金銭を扱っている。

フリーザを討伐し、彼らの軍事力を手に入れようと企んでいる。


構成員である兄弟たちを信頼しているような発言をしているが…。


活躍

現在は上記の通り、賞金稼ぎたちに仕事を依頼し活動しているが、フリーザの復活により手をこまねいていた。

そんな折、シリアル人の生き残りグラノラに強奪を依頼していたOG73-Iを手に入れる。

彼との取り引きの途中でフリーザ復活の話題を出すと、彼は激しく取り乱し、情報を求めて来る。

それをガスが制止。正気を取り戻したグラノラに依頼金を渡し帰路へつかせる。


そして、力をつけてきたグラノラを危険因子と判断し、フリーザにけしかけ抹殺しようと企む。


が、少し経ち、再びグラノラが現れる。宇宙一強くなったからフリーザに復讐するために情報を寄越せと喚くグラノラ。宴を邪魔され気分を害したエレクはオイルに追い返すよう指示。しかし、オイルを返り討ちにし、交代に応戦したマキをも手玉に取るグラノラを見たエレクは、宇宙一という発言に関心を持ち、グラノラに挑もうとするガスを止める。


そして、グラノラにシリアル星にドラゴンボールの存在を聞き出す。

合点が一致したエレクは、グラノラの復讐心を利用する事に。


OG73-Iことセブンスリーから得た情報にあった孫悟空ベジータ。星食いモロを倒した彼ら2人のサイヤ人を利用し、宇宙一となったグラノラも戦わせ、相討ちを狙う。


そして、作戦決行。セブンスリーから得た“賢者ズノー”の所へマキとオイルを向かわせ、ドラゴンボールに関する情報を得る。

次に地球へ孫悟空たちを迎えに行かせ、彼らをシリアル星へ連れ出す。

グラノラにもサイヤ人の事を知らせる事で、見事彼ら3人をぶつける事に成功。


戦いが勃発するなか、シリアル星のドラゴンボールを使い、弟ガスを宇宙一の戦士にする。


グラノラとガスの闘いが勃発するなか、彼は宇宙船にてワインを嗜んでいた。そして、予定が一つ増えたと呟いているが、果たしてそれは…?


グラノラに追い詰められたガスのもとに駆け寄る。そして、ガスの頭部に装着していたブレスレットを外し、グラノラの本能を解放。

どうやらエレク達は、彼らが装着しているブレスレットにより本能を抑え理性を得た種族らしい。

ガスは自我を保てず暴走。そんな彼を見ても尚、宇宙一となったガスならば、必ずこの力を制することが可能と断言。

そしてその通りに、ガスは自我を取り戻し、真の宇宙一の戦士となった。


その後もガスの戦闘を静観し続ける。グラノラを下し孫悟空と戦い、あらゆる惑星を移動し翻弄させるガス。そして、帰還し孫悟空とベジータ、身勝手の極意我儘の極意を発動した2人と交戦し、徐々にガスに迫るベジータなど、不安定な事態が起こっても動じないエレク。

グラノラとは異なる進化を遂げたガス。エレクはガスに施した願いとは……?


そして、孫悟空に苦戦するガスの前に現れる。サイヤ人に固執するガスを叱咤し、自分達の目標はフリーザである事を自覚させ、ガスに全ての力を引き出させる。


しかし、孫悟空やベジータ、グラノラ達は必死に足掻き、とうとうガスを倒されてしまう。

この事態にひどく腹をたて、悪態をつきながらガスを放置しその場から去ろうとする。

妙に焦っている彼であったが、ガスは再び起き上がり孫悟空達を襲う。

その状況に歓喜するが、まるでゾンビの様になったガスにはマキとオイルも黙ってはおらず、撤退する様に申し出てくる。

すると、彼は本性を現し事実を語る。

彼はドラゴンボールに願った際に、ガスの寿命を常に消費させて宇宙一の戦士にしていたのであった。

その事実に呆然とするガスを無能呼ばわりし、孫悟空達を殺す様に急かす。

何故なら、彼は焦っていた。



突如、シリアル星に何者かが降り立つ。

それは宇宙の帝王フリーザであった。


ガスとグラノラが戦っている最中、予定ができたと発言していたのはフリーザの要請であり、彼は宇宙一の戦士となったガスの力を利用しフリーザを亡き者にしようと企んでいたのである。

いざ目の前に現れたフリーザに緊張するも、あくまで対等に会話しその場を凌ごうとするが、計画は見透かされており、完全に敵視されてしまう。


そして、自棄になったガスはフルパワーでフリーザを襲うが、なんと瞬く間に殺されてしまった。


実は「この宇宙で1番の戦士にして欲しい」という願いを叶えていたとき、フリーザは別次元の外界と時間の流れが異なる部屋におり、「この宇宙」に存在していなかった為、ガス達はフリーザを除いた力しか手にいれられなかったのである。


結果、10年間の修行で会得したブラックフリーザにガスは手も足も出ず殺されてしまった。


そして詰め寄るフリーザ。彼はエレクの敵対心も40年前フリーザ軍を騙して報酬を誤魔化していた事実、さらに兄弟の中でエレクが1番弱いことも全て見抜いていた。

そんなフリーザに逆上し反撃を試みるがあえなく殺害された。



ヒータ軍の野望は、宇宙の帝王・フリーザの前には足元にも及んではいなかったのであった。


過去

彼はかつて、シリアル星売買の為、フリーザ軍と共謀。フリーザ軍の使役するサイヤ人たちを送り込み、シリアル人とナメック星人たちを殲滅させる。

さらにフリーザ軍には此度で得た収益の10分の1を渡し、不当に利益を得る。


サイヤ人の侵攻を見物していると偶然、生き残っていたシリアル人の親子とナメック星人、そして、彼らを襲うローブを纏ったサイヤ人を発見。

生き残りの存在を良しとしない為、サイヤ人に殺すよう指示をするが、ナメックの能力に利用価値があることを聞かされる。


それを聞いたエレクは、母親のシリアル人を射殺。


特質した力を持つナメック星人は生かしておこうと考える。

すると突然、そのサイヤ人はこちらに攻撃。彼らに放たれたエネルギー波はガスが防ぐが、サイヤ人たちには逃げられてしまう。

そして、彼らの始末をガスに任せ、マキとオイルと共にその場を去るが、鍛え上げた上に本能を解放したガスはそのサイヤ人に敗北。

異変に気付きその場へ赴き、ガスを回収し、そのサイヤ人にトドメを刺すが急所をズラし崖から転落した為、そのサイヤ人の生死は確認出来なかった。



その後、シリアル星を無事売りさばいたあとに、グラノラの存在を知る。

既に賞金稼ぎとして名を馳せていたグラノラの力に目をつけ、彼を雇うことに。

それに反対してくるナメック星人モナイトにより、彼の母親があの夜殺したシリアル人ミューズリだと知り、グラノラに話せば彼諸とも殺すと脅し、なにも知らないグラノラを勧誘するのであった。


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