概要
CV:水田わさび
唯一独立した意思を持つ武装錬金であり、自動人形のサポートによる超精密射撃が可能。また、右手の籠手は矢を生成する能力を持ち、箙から装填する時間なしに連続射撃が行える。
特性は他人の負傷および疲労を肩代わりできる能力。ちなみに病気や四肢の欠損、および死そのものを引き受けることは不可能。
自動人形部分(メインイラスト参照。通称「ゴゼン様」)は明確な意思表示ができ、言語機能をONにすることで流暢に喋る。
「口の悪いマスコットキャラ」といった感じで、一見桜花から独立した一個の人格のようだが、作中では桜花の人格を反映した「もう1人の早坂桜花」だと明言されてしまっている。
本体と態度に随分と差があるのは、本体が優等生を演じるために押し殺した本来の性格が出ているということなのかもしれない。実際、初めて喋った時には(本体があまりいい感情を持っていない)斗貴子に対しキツい毒舌を吐くこともあった。また、他者に対しては「カズキン」「ツムリン」「パッピー」「ゴーチン」など、勝手に付けたあだ名で呼んでいる。
なお、ゴゼンは本体の桜花と離れた状態でも行動することが可能で、桜花とパピヨンが同盟を結んだ際には、パピヨンを監視することも含めて別行動をとっている。また、桜花はゴゼンを介して映像の受信や通話などを行えるが(通話時には、籠手が通信機代わりになっている)、海水浴を楽しもうとしていた蝶・素敵な水着姿のパピヨンの映像を受信した際には叫び声をあげた上に「何だかもの凄いおぞ気が…」と涙目で震え上がり、ゴゼンの方も砂浜に突っ込んだまま失禁、そのまま気を失うという、あの冷静沈着な桜花にトラウマレベルの衝撃を与えることになってしまった。
実は、初登場時と再殺部隊編では背中の羽根のデザインが微妙に変わっている。初登場時は天使の羽根に近いデザインだったものが、再殺部隊編で再登場したときには蝶の羽根のようなもの(ゴゼン曰く「何かイヤ〜な感じ」)に変わっているのだ。
作中の描写からすると、この変化はかつてドクトルバタフライが使っていたLXX(70番)の核鉄を使ったことが影響している。