エンドレイヤー
えんどれいやー
ブレイブリーセカンドの重要なネタバレがあります!
END LAYER
ブレイブリーセカンド第4章の結末。
皇帝オブリビオンがホーリーピラーに時空の羅針盤を携えて時間跳躍した後のルクセンダルクを襲った静かなる災厄。
アンネによってホーリーピラーの光をグランツ帝国の中枢部である魔王ディアマンテを使い月に照射され、月が文字通り消滅してしまった。故郷を失ったマグノリアは絶望し、アンネに憎しみの牙を向ける。一行はアンネを撃破するも・・・全ては手遅れであった。
月が消滅した事により、ルクセンダルクは夜が来ない世界となり魔王が蹂躙する大地と化したのである。(注1)
世界は静止と絶望が支配する終焉『エンドレイヤー』を迎えた。
いくら悔いても、いくら泣き叫んでも、世界は終わったのである・・・。
もし帝国が襲撃してきたあの時、皇帝を取り逃さなければこのような事にはならなかったと、ユウは手遅れの世界で悔いる・・・
ユウ『…もしも神様がいるなら…あの時のオレに、届けてくれ…オレたちの、この想いを…』
この無念の想いは次元を超え、やがて・・・
SEND PLAYER
END LAYERに「SP」を足すとこの表記に。前作のサブタイトル「FLYING FAIRLY」から「FF」を抜くのと対照的である。
その想いはルクセンダルクとは違う世界の神界の者に届く。
そして、神界の者は終わった世界をやり直す方法を見つけるのであった。(注2)
その想いはあの時のユウに届いた。そして『BRAVELY SECOND』の発動で4人は、世界は時が巻き戻って仕切り直しが始まるのである。
第5章『がんばリベンジ』として・・・!
注1:実際フィールドを歩くと遭遇する敵が全て魔王になる。しかも魔王レベルが99の強敵状態なので対策さえあれば倒せるがランダムで登場する為にやりにくい。
注2:一応やり直す方法は表示されるが、一度目の表示はある意味トラップでルクセンダルクの各地を廻って二度目の表示かつイベントを見てからでないと第5章へ行けない。
いわゆる「強くてニューゲーム」をシナリオとして採り入れたものであるが、正確には本来の強くてニューゲームとは異なる。また、「強くてコンティニュー」とも異なる。
本来の「強くてニューゲーム」「強くてコンティニュー」の両方の性質を持つ「NewGame+」は一度クリアしないと選択できない。
実は前作ブレイブリーデフォルトのアッパーバージョンである「ブレイブリーデフォルトフォー・ザ・シークウェル」に伏線があり、無印のブレイブリーデフォルトからフォー・ザ・シークウェルに引き継いだ状態がまさにそれである。
このエンドレイヤーにたどり着くと、世界がモノクロに近い退色表示となるが非常によく似たのが「ライブアライブ」の最終編の光景である。こちらも退色表示となり、しかも魔王が関わっている。
おそらくはこれがモチーフだと推測される。