CV:恒松あゆみ
概要
本作のヒロイン。"月から来た魔王バスター"を名乗る謎の女性。
年齢不詳、神出鬼没、大胆不敵。
現実的かと思えばロマンティスト。
エレガントな美貌と相反するつかみ所のない性格。
突如現れた「魔王」によって、最後の一人となってしまった月の民の生き残りらしいが・・・?
彼女の故郷ではどうやら我々の世界における英語が公用語のようであるらしい。実際にセリフも英語部分は英語表記になる。年齢は不明であるが、ユウ(16歳)より年上らしく、大人びた外観はともかくとして会話等から推測すると少なくとも10代後半あたりと思われる。
月とルクセンダルクでは環境や文化・風習が異なる為、ルクセンダルクの文化風習や月にはない海の海産物が目新しい様子。その為か、異文化によるカルチャーショックを受ける事もある。料理は下手ではないがなんかズレている(文化の違いからか?)。イデアが作った激甘料理を絶賛したこともあり、甘党ではあるようだが・・・。
見かけと裏腹に実は結構純情なところがある。特に男性から花(月では貴重なものらしい)を贈られる事は月の女性にとっては特別な意味を持つ風習らしく、ユウからマグノリア(モクレン)の花を貰ってからは彼に好意が芽生えていく・・・。
ちなみにユウが苦手なのが『年上かつセクシーな女性』である事を知った時には大きくショックを受け、さらにマグノリアの花をあげたのは単に気付け薬代わりとしてであった事を知った時もショックを受ける。
しかし、旅を続ける中でのある出来事から二人の距離は近付いていくのであった・・・。
彼女のデザインのモチーフは「ウサギ」であるらしく、本来はもっとウサギっぽくするつもりであったが、足のヒールの高い靴の爪先にウサギの足を意識した形で残す程度に留まっている。白い肌や赤い瞳もおそらくウサギを意識した名残と思われる。
月には上司がいるらしく、『ヴァイスプレジデント・ブラックベリー』なる人物が通信をしてくる。ちなみに彼の名前はコードネームであり物語中ではマグノリアに特命を与える為、ムンフォルトの司令官か何かと思われる(ヴァイスプレジデントは日本語では『副社長』と訳されやすいが、英語圏では主に組織役員の方を指す)。
マグノリア自身もユウ達にははぐらかしているが、実は本名ではなく偽名である。マグノリアの名前はルクセンダルクに降り立ってからとっさに名乗った名前であり、『No.10345:Arch』のコードネームらしきものを持っている様子。
その為か、専用衣装に「ナイトオブバニー」が用意されている。
外部作品への参戦
『ロードオブヴァーミリオンIII』ver3.3から、イデア・リーと共に参戦。
種族はマジシャンでジョブはマジシャン。 不死とは言ってもアンデッド化してるとかそういうことはない。
ちなみに彼女と同じ月出身者のゴルベーザ(FF4)も不死の使い魔として参戦している。
原作での「魔王バスター」を反映してか、タイプは「退魔者」となっている。これは東方Projectから参戦した博麗霊夢と同じである。
コスト50(最大90)の中型使い魔で、「超覚醒」(マナを支払いパワーアップする「覚醒」の二度目)時にアビリティ「ブレイブリーセカンド」が発動する。
これにより自身の攻撃間隔(LoVでは敵と接近していても、攻撃から次の攻撃まで一定のウェイト時間が必要になる)を短くし、攻撃を当てた敵の攻撃ウェイト時間の蓄積を一定時間止める事ができる。
敵に比べ自分のほうが多く攻撃が可能となる。範囲攻撃のスマッシュ攻撃「スプレッドアタック」で複数の敵使い魔の攻撃を遅くするもよし、シュータースタイル(マナタワーでのマナ吸収が出来なくなるが攻撃の射程が伸び、攻撃力が下がる代わり防御力が上がるモード)で遠くの敵の攻撃を遅くするもよし。
超覚醒時点でシュータースタイルにしても攻撃力は100はあるため、小型使い魔ならそのまま始末できる。
とはいえ、攻撃時は移動がストップするため、敵使い魔に追われてそこから逃げようとする時に「ブレイブリーセカンド」を当てにするのは得策ではない。
余談
彼女が頭に飾っているマグノリアの花はおそらく、ハクモクレンの花と思われる。マグノリアという名称も一品種だけを指すのではなくモクレン科といった学名であり、magnolia,○○○○と品種が分けられている。
先述したように月の言葉は『英語』そのものであるが、一応ルクセンダルク語も扱える様子。なお、ルクセンダルク語は少なくとも日本国内で発売されたブレイブリーシリーズの場合は日本語と同じではあるようだ。今後発売予定である海外版ブレイブリーセカンドでは月の言葉とルクセンダルク語ではどうなっているのかが気になるところである。
彼女の謎
ネタバレが含まれます!
- 何故か彼女はリングアベルを既に知っていたかのような台詞をある場面でする。この点はエンディング後の謎の会話におけるリングアベルの月側との繋がりがあるような事を踏まえると意味深である。
- エピローグで彼女は月へ帰っていった・・・その光景にうなだれるユウの背後からなんと帰っていったはずの彼女が現れるのである。しかもまるでユウからの告白を長年待ち侘びていたかのような素振りを見せる。
- 最も謎なのは体験版での彼女である。まるでブレイブリーセカンドで出会う事を知っているかのような事を言う。
今のところこの謎については一切判明していない部分がある為、続編があれば明かされるのかもしれない。
関連タグ
片桐彩子 - 英語混じりに喋る点、中の人も英語が流暢であるのが共通している。