概要
かつてビルボ・バギンズやトーリンと共にエレボール遠征に参加したドワーフの一人。一行の一人グローインの実兄で、ギムリの叔父にあたる。
茶色の頭巾をかぶっており、弟と同じく火を熾す名人。
五軍の合戦を生き延びた後は山の下の王国に移住したが、2989年にバーリンやオーリ達と共にモリアへ移住した。しかし2994年にオークの攻撃を受け、柊郷の門(西門)へ向かうも水中の監視者に捕らわれるという末路を遂げたことが、オーリの遺したマザルブルの書で明かされている。
実写映画版
演:ジョン・カレン/吹:小島敏彦
実写映画では呪術師と医者を兼任している。また難聴のため、パイプのような形の補聴器を使っている。
呪術師としてスマウグ打倒の好機を読み取り遠征のきっかけを作ったほか、怪我のためエスガロスに残った際は彼の治療のために自身も残っている。