水中の監視者
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すいちゅうのかんししゃ
『ホビットの冒険』などに登場する水妖の一種。
ドワーフたちの王国『モリア』の西の壁の前にある、シランノン(シンダリンの言葉で「門の川」という意味)が堰き止めていた湖に潜んでいた怪物。
モリア復興を試みたバリン率いるドワーフの一党が自らの足跡を記録した書物『マザルブルの書』の表記に因みこの名で呼ばれている。
イカやタコを思わせる巨大な軟体生物を思わせ容姿をしており、普段は湖の奥深くで静かに獲物が来るのを待ち構えているが、一度刺激されると幾本もの触手で獲物を絡め捕り、水中へと引きずり込んで自身の図体程に広がる巨大な口で丸のみにしてしまう獰猛な性格をしている。
『指輪物語』の第1巻『旅の仲間』に登場する、緑色の触手の先端に指を様なものが付いた個体や、映画『ローハンの戦い』で登場した、湖の浮島に擬態している頭に樹木を生やした個体などか確認されている。
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