概要
演:リー・ペイス/吹:森田順平
『ホビットの冒険』に登場する、「闇の森」に住む森エルフの王国を治める王。
『ホビットの冒険』では名前は登場せず「エルフ王」としか呼ばれる事は無かったが、『指輪物語』において名前がスランドゥイルである事が判明した。
『指輪物語』におけるどこか超然とした雰囲気のエルフ達に比べると、金銀財宝や酒を好むなど比較的世俗的な部分を持つ王である。(理由はあるが)ドワーフ嫌いで有名。排他的で「野蛮」な理由やとある財宝に目がないのにも別に理由がある。
森エルフの王らしく、春や夏には森の草花で作った冠を、秋冬には赤い木の葉と木の実で作った冠を金髪の頭上に戴いている。
映画では、「北方の大龍」との戦いで重大な傷を負っているなど独自の設定がかなり追加された(いつ、どこで、どの龍と戦ったのか不明なので、あれこれ想像するしかない)。特に、ドワーフとの争いの原因は、原作組からすると「なんだこれ?」という状況である。
映画版の乗騎であるオオツノジカも、映画オリジナルのキャラクター。