概用🦈![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ネズミザメ目オトドス科。大きさ9mくらいと推定される。
名前の意味は「耳のような歯」。両端からも小さく突起が出た「山」の字のような独特な歯をしているのが由来。
系統的にはホホジロザメ(カルカロドン族)の祖先にあたるとされ、それ故にかつて「カルカロドン・メガロドン」と呼ばれたメガロドンはオトドス科に再分類された。これによりオトドス科の絶滅した時期が大分繰り下がり、白亜紀から第三紀の終わりごろ(鮮新世)まで長きにわたって生き延びた長命なグループに。
なおオトドスは漸新世後期頃(2500万年くらい前)から起きた地球全体の寒冷化により生態系が大きく変化したことをきっかけに衰退していったとされるが、メガロドンは中新世(約2300万~530万年前)から鮮新世(530万~約260万年前)にかけて生息していたため結構抗っていたようだ。
関連🦈![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
クレタラムナ:白亜紀の先輩。フタバサウルスの化石と一緒にたくさんの歯が見つかっている。
ちなみに同時期のクレトキシリナやスクアリコラクスは同じネズミザメ目だがクレトキシリナ科・アナコラクス科で別のグループ。
メガロドン:後輩。たぶん一番有名な仲間。
ホホジロザメ:子孫にあたるグループ。しかし生存競争ではライバルであった。