アニメ版キャストは、白石涼子。
まず、はじめに風見さんではありません。
トーリたちのクラス三年梅組の担任教師。
いつもジャージを着用している。
トーリ曰く10万27歳らしいが、長寿族なのかトーリの冗談だったのかは、はっきりしていない。
(義経が最年長のはずなのと、長寿族の特徴である、長くとがった耳(いわゆるエルフ耳)ではないため、冗談だというのが正解だと思われるが。)
梅組の生徒全員を相手にしながらほぼ無傷で切り抜けるほど高い運動能力を持ち、浅間に『リアルアマゾネス』と言われた。
公主隠しの現場に残されている二境紋について知っていたり、いろいろと謎が多く、物語の鍵を握っていそうな女性。
彼女が行う授業は「御高説」や「作文」など生徒自身に行わせるものが多い。
出身はIZUMO。
出雲産業座のメインブランドであるIZUMOの生活用品のテスターもしている。
読者の中で、元ネタは毛利元就と言われたが、毛利・元就本人が登場したため
現在を持っても元ネタは不明。
で、あったのだが……。
名(迷)台詞・名(迷)口上など
よっしゃ死亡フラグゲット―――!!
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境界線上のホライゾン 武蔵アリアダスト教導院 教師 教員 先生
以下、正体についてのネタバレ
その正体はとある未来においてのトーリとホライゾンの娘である。
とある未来ではトーリ達が間に合わず、トーリとホライゾンは刑場で分解して死亡。
残された武蔵勢は彼等主体で創世計画を行ったものの、ラスボスに惨敗。
世界が末世によって無くなっていく事態に陥ってしまった。
オリオトライ自体はその未来において、トーリとホライゾンの毛(と仮定する)から、ある人物に望まれて産まれた子。
彼女は滅びゆく世界から逃れ、トーリの毛と他の女生徒の子や、梅組関連の子だったり、梅組の知り合いだったりする子どもたちと共に英国の花園を改造したシェルターの中に入ることとなる。
しかしそのシェルターも限界が近づいており、親世代は子どもたちを生かすために絶望的な外部へと出発、子どもたちは取り残される形になってしまう。
そんな中、子どもたちは松平・信康が過去から発信した声を地脈より受信、流体と情報を投入することで過去に戻れるのではないかという推測から、歴史改変の実行を決断。
多くの子供達はもしも過去に行けたならば親達を止めようとする中、オリオトライだけは考えが違っていた。
そのため彼女はテストケースに自ら志願し、誰よりも早く真っ先に過去へ戻ったのである。
しかし彼女が着いた先はIZUMOであり、未来情報を他の者に伝えようにもIZUMOに確保され、その権益に振り回されてしまう。
結果的に他の子ども達は元康が情報を受け取れるようにとP.A.Odaに送られ、後に十本槍として武蔵勢を阻む側に回ることとなる。
一方、オリオトライにとって幸いだったのはIZUMOにはミツ、彼女にとっての曾祖母がいたことである。
ミツから安定や様々なことを仕込まれたオリオトライは、本編開始五年前に武蔵へと現れる。
当時アリアダスト学院には石川・数正という女性体育教師がいたのだが、オリオトライはソレを打ち破り、体育教師となった。
教員になった理由は一つ。梅組面々の後押しをし、彼らを含めた武蔵学生を鍛えるため。
全ての原因は、父親が母親の処刑に間に合わなかったこと。
だが、間に合えばどうなる? 間に合わせるにはどうすれば良い?
ということでオリオトライによって後押しされ、文字通り鍛え方が違う武蔵学生たちは最初の死亡フラグをブチ折ったのである。
これらの事情については10巻下にてホライゾンが考察して、オリオトライの正体を当てたことで判明した。
オリオトライ・真喜子という名前のうち、ORIは地の果て、すなわち地平線を意味することば。
そしてTRIはトーリ。間のOは丸(マル)、つまり間違ってはいないということ。
ホライゾンとトーリの子供の存在は間違っていないという肯定を意味する名前なのだ。
そして真喜子は、オリオトライの誕生を望んだ人物の名前から取られている。
”真”なる”喜”美の子――彼女を望んだのは未来の葵・喜美であり、そして喜美はオリオトライの代理母であったのだ。
ちなみに過去に戻って武蔵に介入した理由の一つは、一度も会うことができなかった両親に会うため。
もっともこれについては3日で達成してなんかもう色々諦めたとのことらしい。
ただそれでも事情を知ったトーリからの言葉に涙するなど、本懐を遂げることができたのは確かだろう。