概要
普段は巨大な野豚に跨っているとされている巨大で全身に剛毛を生やした女性の姿をしているとされているほか、場所によってはジャガーに跨った老人の姿をしていると伝わっている所もある。
人間の殺した動物の肉や木の根を食べているとされ、山で雨を降らせたり、山の中で霧を発生させるのもカラ・ポラーの仕業だといわれている。
また彼女(あるいは彼)に気に入ってもらえれば、獲物を近付けてもらえるが、機嫌を損なうと狩人は全く獲物に近付けないばかりか、最悪の場合、煙や火を吹きかけられて捕えられ、体をくすぐられて笑い死にさせられてしまうという。
またカア・ポラーは領地としている土地内部では神出鬼没とされ、カア・ポラーと遭遇すること自体が不運の始まりだともされる。
なお出会う場所によって見舞われる不運が違っており、山小屋で出会ってしまうと狩りにまつわる不運に見舞われ、道で出会うと道に迷うなどの不運に見舞われるといわれている。
また時には獲物の姿で狩人の前に現れて散々翻弄した挙句、鉄砲で撃たれると笑いながら姿を消すともいわれているほか、山小屋で狩人が仕留めたハリネズミを生き返らせたという話も伝わっているという。