概要
グアテマラ、ニカラグア、コスタリカなどで伝承される邪悪な魔女で、馬に乗って一人旅をしている男が人気の少ない田舎道に差し掛かると現れる。
その姿は透けたドレスを纏ったスタイル抜群の絶世の美女で、いかにも一人歩きで困っている様子を装い、目の前に立ち塞がると後ろに乗せてほしいと声をかけてくる。
その誘いにのってしまった者は、しばらく進んだところで振り向くと落ち窪んだ眼と抉れかけた鼻を持つ腐敗した馬頭の魔女に変じたセグアに、頬を噛みつかれて精気を吸われてしまう。時には鋭い歯で噛みついてきたり、死の接吻で殺してしまうともいわれている。
今までの人生の中で女性を裏切ったことがある者であれば、眼を見開いた死体として発見され、裏切ったことが無い者は命こそ助かるが恐怖のあまり一生不能となる。
時代の変遷により、近年ではバイク乗りが同様な被害にあっているといわれている。
メキシコのシワテテオやラ・ヨローナ(泣く女)、グアテマラのシグアバーナ(裸の女)とも同一視される。
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