概要
半翅目(カメムシ目) アメンボ下目 アメンボ上科 カタビロアメンボ科に分類される水生カメムシの総称。
世界に約1000種が知られ、日本には6属23種が生息する。
アメンボの仲間だが、普通のアメンボとは科から異なる為、姿は似ても似つかず、肩幅が広く体や脚も短い姿は、アメンボというよりかは小型のカメムシに見える。
生態はアメンボ科のアメンボとほぼ同じで、水面や水際で生活し、水面に落ちた昆虫などを捕らえる。
普段は水面をゆっくりトコトコ歩いているが、餌や天敵を発見すると、ものすごい速さで滑るように移動する。
翅は基本的に無いが、時折翅が生えた長翅型が現れる。
身近な水辺にもケシカタビロアメンボやホルバートケシカタビロアメンボ、ナガレカタビロアメンボなどがごく普通に見られるが、大きさが1ミリちょっとしかないので注意して探さないと見つからない。
越冬時には大集団を形成することもある。
日本に生息する種
アシブトカタビロアメンボ属
ヒゲナガカタビロアメンボ属
ナガレカタビロアメンボ属
オヨギカタビロアメンボ属
ケシカタビロアメンボ属
- ケシカタビロアメンボ
- ホルバートケシカタビロアメンボ
- マダラケシカタビロアメンボ
- ウスイロケシカタビロアメンボ
- オガサワラケシカタビロアメンボ
- チャイロケシカタビロアメンボ
- ケブカケシカタビロアメンボ
- カスリケシカタビロアメンボ
- モリモトケシカタビロアメンボ
- ウエノケシカタビロアメンボ
- イリオモテケシカタビロアメンボ